「ホット・ギミック ガール・ミーツ・ボーイ」
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    2019年7月5日 ユナイテッドシネマももち 監督:山戸結希

    なんだ、こりゃ?
    登場人物みんな病んでるというか歪んでるというか
    誰にも感情移入できない。
    これ、単なるジェネレーションギャップじゃないよね。
    今の中高生がみんなこんな風だったら怖いよね。
    そのくせ、面白くなかったわけじゃなくって
    振り回される展開や、思わぬ映像、
    まるで別人のように役者の顔が違って見える瞬間に
    目をひかれ、目をはなせない。
    なんだかわからんけどやられた、と思ったけど
    これ、「溺れるナイフ」と同じ監督なんだ。
    印象的な絵づくりや揺れる感情をそのまま映したような映像、
    何より、菅田君と小松菜々をむちゃくちゃ魅力的に撮った映画。
    自分的に、この映画から目が離せなかった理由には納得がいったけど
    やっぱりわからない。
    「勝手にふるえてろ」とか「愛がなんだ」とかも
    かなり歪んでイタい恋愛だったけど、
    その時はイタいけど愛しいよなーと思ってた。
    もうわからなさの具合がわからない。
    若い子の感想が聞きたい気もするけど
    聞いてもやっぱりわからないんだろうなー。


    | 立石 義江 | 映画観る日々 | 22:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    「ビューティフル・ボーイ」
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      2019年4月12日 中洲大洋 監督:フェリックス・バン・ヒュールニンゲン

      私はどうも薬物やギャンブルにはまる人には思い入れできないらしい。
      身勝手なもので、これが酒や男に溺れるだと感情移入できる(笑)。
      この映画も父と息子のどちらにも今ひとつ感情移入できないまま終わってしまったなぁ。
      文字通りビューティフルなボーイ、
      ティモシー・シャラメ演じる美しく優秀だった息子が
      ドラッグに溺れ壊れていく。
      父親はもちろん、離婚して別れて暮らす母親も、
      父親の現在のパートナーも弟・妹も
      みんないい人でみんなが彼に手をさしのべているのに
      何度も立て直そうとするのに
      壊れ堕ちていく彼をとめることができない。
      どちらかというと堕ちていく息子の物語というより、
      何ができることはあるのか、何もできないかもしれないという
      責任感と無力感、息子への愛に揺れ続ける父親の物語。
      ただ「信じる」、
      ただ「愛する」こと以外にできることなんかないんだろうな
      ぼんやりとはわかるけど、
      正直、こんなんムリーと投げ捨てたからとて誰に責めることができるだろうか。
      その境目みたいなものがどうにもわからないのは
      やっぱり私が子供側の視点しかもってないからなのかなぁ。

      | 立石 義江 | 映画観る日々 | 23:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      OPUS スィミラーツアー
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        2019年7月12日 KONYAギャラリー

        劇場よりも身近な場所で
        がコンセプトのOPUS。
        今回新たな会場をいくつか加えてのツアーでKONYAギャラリー。
        私にとっては劇場が一番身近な場所なので
        結局KONYAで観るのが一番しっくりくるんだよなぁ。
        おしゃれカフェが逆に居心地悪い、ベタ演劇人(笑)。

        「オセロ」は枕(とは言わないか)のループタイの話と
        オセロゲームの勝敗が気になり過ぎて落ち着かなかった。
        いや、役者二人はもっと落ち着かなかったやろうけど。
        甥っ子が小学生くらいの頃はよくやったなぁ、オセロ。
        いつも全力で戦う派です。
        「フィッシング」は母も娘も天然のなるほど親子の
        愛らしいエピソード。
        どっちにしたって、理由もなく「距離を置こう」だの「やり直そう」だの
        言う男はやめといたほうがいいけどね。
        たぶん天秤かけてるよ。
        「あなた」はサカセ&ミンジ夫婦で見たことあるのの再演かな。
        亡くなったあの人に夢とわかっていても会いたいのか。
        亡くなったあの人は夢とわかっていても会いにきたいと思ってくれるのか。
        どちらがどちらの夢の中で願っていることなのか
        頭の中の永遠のループ。

        | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 20:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |