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    ベッド&メイキングズ「こそぎ落としの明け暮れ」
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      2019年4月13日 北九州芸術劇場小劇場

      たくさん笑ってたくさんもやもやした。
      いや、いい意味で。
      「みえないものを追いかける」ことの切なさ、
      みえそうでみえない、手に入りそうで入らないからこそ
      また追ってしまう人の性。
      そんなことを考えながら、でもやっぱり見えないものを見たくてもやもやした。
      アフタートークで答え合わせ的に「神様」とか「宗教」みたいな言葉がでてきて
      ちょっと納得した。
      もちろん特定の「宗教」ではなくて、
      何か見えない、でもきっとあるだろうものを信じる力。
      私も神社仏閣で祈ることはあるけど
      それは特定の「神様」に向かってというよりも
      漠然とした大きなものに向かって祈っているような気がするから。
      なんて書くとすごく哲学的なお芝居だったみたいだけど
      実際はすごく笑った。
      噛み合わない会話、男の身勝手、女の妄想,さらに暴走・・・
      作・演出の福原さんが、岸田戯曲賞受賞後初の長編かきおろし。
      出演者の女優さんも、美人・曲者とりそろえて粒ぞろい。
      小劇場をどう定義するかってのは難しいけど
      いわゆる「小劇場系」の劇団が勢いや規模でひとつ超えていけるかどうか
      みたいなタイミングの公演なんだろなぁと思うと
      このタイミングでよんでくれた北九州芸術劇場に感謝。

      | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      ナショナルシアターシリーズ「イェルマ」
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        2018年10月3日 中洲大洋 演出:サイモン・ストーン

        え?これ舞台なの?
        もちろん私は映像を通して鑑賞したわけだけど、
        登場人物とともに数年を過ごしたかのような密な時間のつくり方は
        じっくりと時間をかけて撮影した映像作品のよう。
        怒涛のような数年分の希望も絶望も焦りも苛立ちも、
        すべてを数時間の舞台で経験するって役者としては過酷だろうなぁ。
        なんてつい、役者の側から考えてしまう。

        1934年に書かれたガルシア・ロルカの戯曲が
        現代のロンドンの、いわゆる妊活に苦しむ夫婦の話になる。
        原作を知らずに観たのだけれど、
        いつの時代の女性たちも
        ロルカの描くどろどろの情念からは解放されないということか。
        スペインの明るい太陽、光に対する影の部分があの情念ならば
        この演出での光は、キャリアやSNSのフォロワー・スタイリッシュな生活なのか。
        生む性の抱える性愛の呪縛。
        何を手に入れようと解けない呪い。
        目を背ければ女でなくなるようでそれもまた怖ろしいんだな。






        | 立石 義江 | 映画観る日々 | 14:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        「シンプル・フェイバー」
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          2019年4月1日 ユナイテッドシネマキャナルシティ13 監督:ポール・フェイグ

          予告編を観てすごい期待してたのに、
          映画友からちっとも評判が聞こえてこない。
          んー、そうか。あのオシャレな予告編は
          まさに「オシャレな映画」ってことだな、
          とハードルをかなり下げてから見に行ったので、
          まぁそれなりに楽しめた。
          ブレイク・ライブラリーのゴージャスさとか、
          アナ・ケンドリックのダサかわいさとか、
          ヘンリー・ゴールディングのムダーにハンサムでみごとなヒモっぷりとか。

          お話はね、「ゴーンガール」みたいなおしゃれサスペンスを期待していたら、
          豪華な2時間サスペンスだったという感じ。
          前半の二人が友達になってく過程の
          「こいつ何たくらんでるんだ?」感とか
          コメディかと思うほどのアナの探偵っぷりとかは
          笑えたんだけどね。
          ラストに向けての
          「実は○○でした」
          「実は警察が見張ってるのよ」
          「実はそれに気づいていたのよ」の「実は」合戦がすごい。
          予告編では思わせぶりだった
          上司や画家の女がほんとに思わせぶりだけで終わるとかね。

          ママ友あるあるのやりとりは日米共通なのかしら?
          アナの動画ブログがすごくアメリカ的だなぁと思った。



          | 立石 義江 | 映画観る日々 | 12:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |