梨の礫の梨
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    本番が終わって1週間近くたちますが
    遅ればせながらブログのほうでもきちんとお礼を。

    月光亭落語会シアターシリーズNO.1「梨の礫の梨」
    全日程を無事に終了いたしました。
    ご来場くださった皆様に厚く熱く御礼申し上げます。
    40人も入ればいっぱいの小さな会場です。
    わずか45分ほどの上演時間です。
    何ひとつしかけがあるわけではない、シンプルなセットで
    女が二人しゃべり続けるだけの芝居です。
    だからこそ、私たち役者の側にも
    お客様が息をつめる呼吸や前のめりになる気配が伝わってきていたように
    お客様にも氷がグラスの中でカラリと溶ける音や
    二人の気持ちの行ったり来たりが届いていればいいなと思います。
    とにかく濃密な時間と空間でした。
    あの場を共有してくださったこと忘れません。

    初めて当日パンフとやらに挨拶文とやらを書きました。
    クレジットだけのシンプルなものしようかと思いましたが
    どうにも寂しいなと。
    ところがいざ書き始めるとブログの文章も長い私ですから
    とてつもなく長いものになりそうで。
    この数年、「月光亭」という帰る場所があることにどれほど助けられてきたか。
    私たちがどれだけお互いのファンであるか。
    半ば、私個人の脚本への思いを「月光亭」に便乗させたようなこの企画が
    今まで月光亭を応援してくれたお客様にどう映るのかという不安。
    この人に頼んでよかったと思える丁寧な仕事をしてくれた演出家、
    正直自分が想像していた以上に女であり母であり女優であった相棒と組めた幸せ。
    ほら、もうすでにこんなに長くなってる(笑)。
    せいいっぱい削ったご挨拶。
    もう一度ここに載せてこれで締め、かしら。




    「継続は力なり」なんてことを申します。
    「月光亭落語会」はもともと長いつきあいの女優4人が思いつきと勢いで立ち上げた落語ユニット。気がつけば私たちのホームと言えるこの場所はもう立ち上げから6年。無理をせず自分たちが面白いと思えることをかぎわける能力はことさら長けてきたように思います。
    ホームであるこの月光亭で、「落語」だって「芝居」だって、身軽に面白いことにとびこんでいけるように。そんな思いで「シアターシリーズ」としてお芝居もつくって行こう、の第一弾の舞台です。月光亭落語会4人がそろったお芝居をやるのはもちろんですが、いつかは、と先延ばしにするよりは、面白いと思ったことをひとつずつ実現していくほうが私たちらしいかな、というスタートです。6年前に落語を始めた時のように、とにかくエイヤっと始めてみます。

    さて、今回の舞台は酒場です。初演を見てからいつかやりたくて、誰と組もうか、誰に演出してもらおうかと、それこそ酒を呑んでは妄想してきた作品です。妄想をベストな形で現実にできたこの座組にとても感謝しています。
    福岡屈指の酒場が似合う女優二人が贈る酒場の芝居です。
    どうぞ最後までおつきあいのほどをよろしくお願いいたします。

    月光亭愛眼

    | 立石 義江 | 役者の日々 | 09:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    みっちり壱岐の一日
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      初めて行く場所での落語会はやはりちょっと緊張する。
      会場の広さや高座の大きさ、どんなお客様がどのくらいいらっしゃるのか。
      蓋をあけてみないとわからないことがたくさん。
      ましてや、今回お声をかけてもらったのは壱岐。
      担当の方ともメール・電話でしかやりとりできないし
      会場の下見もできないし
      もちろん、いらっしゃるお客様は月光亭のこと知らない人ばかり・・・

      いや、蓋は怖れずにあけてみるもんだ。
      完全アウェイとは思えない
      あったかい手づくり感あふれる落語会。
      頷きながら聞いてるおばさま、
      二人目配せしながら前のめりで聴く小学生、
      なんて幸せで楽しい空間なんだろう。
      落語会の日はいつも同じようなこと書いてる気がするけど、
      ほんとに落語でよかった。月光亭でよかった。
      お客さんのふところにどんと飛び込んでいける安心感。
      こっちへおいでよ、と伸ばした手に応えてくれる手がある幸福感。

      私たちを壱岐へ繋いでくれた方々がいて
      福岡から壱岐に注文してくれた月光亭のオリジナルクッキー、
      大分からもてなしとけよ、と応援してくれたおかげの豪華ランチ。
      福岡から追っかけてくれたお客さんもいて。
      ご縁、繋がり、どんな言葉を使ってもありきたりだけど、でもこんなに嬉しいことはない。
      あっという間に「初めて来た土地」って感じがなくなって
      知ってる人たちが住んでる愛おしい街になっていく。



      この日のハイライトはこれかな。
      文化ホールでやってた別イベントの野外ステージに飛び入り!であがらせてもらっての4人落語。
      その場で交渉して5分後には舞台にあがってるこのゲリラ感、スピード感、最高に愉快だった。

      落語会終わってからは、船までの時間に駆け足で壱岐の名所にも連れていってもらった。
      というか、おねだりしちゃった。
      壱岐に「月読神社」という月にちなんだ神社があると聞いて
      「月光亭落語会」としてはどうしても行きたいのです・・・・って。
      快く応えてくれて商工会長さん、ありがとう。
      月読神社は、日本の神道のはじまりとも言われる由緒正しい神社だけあって
      小さいながらも、階段を登るごとに
      スンと冷たく心地よい空気に包まれるパワースポット。
      お月様のような銀の鈴をみんなでおそろいで買って、おみくじをひいて。
      まだ少し時間あるからと猿岩までまわってもらって
      もう落語をしに来たのか遊びに来たのか・・・

      でかける度にまた行きたい街が増えていく。
      落語を始めた時、その身軽さに憧れた。
      着物ひとつ抱えてどこへでも行ける、そんな理想にひとつ近づけた一日。

      | 立石 義江 | 役者の日々 | 14:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      「はじまりはヒップホップ」
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        10月1日 KBCシネマ 監督:ブリン・エバンス

        年齢をとったせいかなぁ。
        とにかく最近この手の映画に弱い。
        ましてやドキュメンタリー。
        HIP HOPのリズムにあわせて身体を動かす
        じいちゃんばあちゃん見てるだけでもううるうるよ。

        何でHIP HOPとは思ったけど
        あえて「挑戦」としてなじみのないリズム、
        若い人の中へとびこんでいける、
        その大きな冒険に本当に拍手を送りたい。
        しかし年寄りを甘く見てはいかん。
        あれくらいの世代のほうが
        戦争、戦後の急速な変化、
        反ベトナムやフラワーチルドレンといった社会の動き、
        と激動の時代を生きてきたわけだから。
        もしかしたら、今の保守化した若い人達より
        ずっとPUNKでHIPな柔らかい対応ができる人たちなのかもなとも。
        自分の親のこと、
        いや、自分自身のことを考えても
        老いていくことはもうひとごとではなくて、
        残された時間とやりたいことを見比べながら
        常に後悔しないように生きたいよねと思った。
        何よりも80代になっても、ベガスのプールでビキニで泳ぐばあちゃんになりたいぞ。
        とりあえずは、もう1回母ちゃんとどこか海外にでかけたくなった。
        小さな冒険だけど、母ちゃんが自分からどこか行きたいと言ってるうちに。

        | 立石 義江 | 役者の日々 | 11:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        「世界とくちばしにメタフィクション」
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          あらためまして
          客演させていただきました
          無事に公演終了いたしました。
          ご来場いただいた皆様本当にありがとうございました。

          芝居をやっていてやり続けてきて、時折思うこと。
          あなピグモ捕獲団の公演の時にはひときわ思うこと。
          なぜ私たちはこんなにも贅沢でこんなにも儚く消えてしまうものに
          心魅かれ、翻弄され、はなれられないのだろうと。
          長い時間と多くの人の手をかけ
          たくさんの言葉とあかりと音をつぎこんで
          あふれるほどの伝えたいこと、伝えきれないことを
          抱えて舞台に立って、
          なのにそれがあっという間に夢のように消えていく。
          今回は「記憶」というキーワード、「戯曲」というモチーフに
          いつもにもまして夢と現実が重なりあう不思議な感覚。
          私自身が、東京の役者と合流した稽古や
          小屋いりしてからの稽古の中で
          じわりじわりと自分の記憶や夢がかきまぜられていくような体験をして
          これをドンといきなり観劇するとどんな感覚なんだろうと
          すごく、観客になって見たかった作品でした。
          いや、実際に観客になってしまうと
          あっち側に、舞台の側に立ちたかったと地団駄ふむのは
          わかってるんですけど。

          とにもかくにもあの場を共有してくださった皆様に
          感謝するばかり。
          もうしばらく劇中の曲の脳内ヘビロテと
          あの花が咲くような傘の残像の余韻にひたります

          | 立石 義江 | 役者の日々 | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          夢のコラボレーション
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            落語を始めた頃
            師匠you tubeと公言して自己流で落語なんかやって
            いつか本物の落語家さんに怒られるかもねー、
            むしろ怒られたらおもしろいねー
            なんてよく言ってた。
            それなのになのに、怒られるどころかとうとう共演しちゃいました。
            それも「四人落語」という私たちの得意とする邪道落語に
            引っ張り込んでの特別バージョン「五人落語」。



            ご縁があってお手伝いしてきた
            柳家三之助師匠の糸島での落語会「いと愉会!」。
            10月10日に10回記念というなかなかにおめでたい日に
            4人そろってなにかやってよ、という師匠のお誘いに
            じゃあ「師匠と五人落語なら」という無茶ぶりをする私たちも私たちなら
            無茶ぶりを無茶とも言わず笑って応える師匠も師匠。
            かくして、この夢のコラボの実現でございます。
            もう五人そろって並んだこの姿に笑える。
            「柳家三之助with月光亭落語会でございます」という名乗りににやける。
            真ん中に座った師匠の気配がさざなみのように私たちにも伝わってくる
            こんな新鮮で緊張した「ん廻し」は久しぶり。
            落語の身軽さに憧れて月光亭というユニットをつくって
            師匠に出会ったことでよけいにその旅と仕事が重なり合うスタイルに憧れて。
            旅、というにはおおげさながら
            月光亭が八女や浮羽、嬉野と
            町や人と出会いながら本拠地以外で落語をやってきたのは
            三之助師匠からの影響もあるなーなんて思うことも度々。
            ある意味、師匠を持たぬ月光亭の心の師匠(?)との
            一夜の夢のような高座でございました。

            そしてこの日はもうひとつ。
            懐かしい人との再会が。
            糸島に通っていればいつかはまた会うにでは、と思っていたこの人。

            25年前、私が一度は社会人になった私が福岡でまた芝居を始める
            きっかけになった人、高橋徹朗さんは今や糸島市議会の議員さん。
            「幻想舞台」という劇団時代からのつながりがそろった記念写真。
            芝居ではなく、今は「町づくり」という形で何かを「つくり続けている」という
            高橋さんと、今までもこれからもこの4人で何かを「つくり続けていこう」としている月光亭。かわるもの、かわらないもの、続けてきたことの意味。
            懐かしい思い出話とともにいろいろと思いめぐらせた秋の夜。

            | 立石 義江 | 役者の日々 | 13:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            学習しない
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              女は学習しない生き物であると聞いたことがある。
              辛さや痛みを忘れるようにできている。
              だから、出産の痛みも忘れて二人目の子も産むことができると。
              男は痛みを覚えておかないと、すぐに無茶をして戦場で死んじゃうから
              学習する生き物なんだって。

              と、前置きにしては長すぎるムダ話。
              要するに、学習しません、私。
              最近Facebookが過去の同じ日に何をしていたか
              大きなお世話にも教えてくれるじゃないですか。
              で、一年前の今頃、あなピグモ捕獲団の公演の一週間後が
              八女の落語会でヒーヒーと音をあげている様子が
              アップされている・・・
              おんなじじゃないか。
              今年は稽古も佳境に入ったところで落語会。
              どちらもはずすことができぬならこうするしかないよね。
              土曜夜稽古からの深夜の会場いり。
              日曜6時半から起きての、いや、起こされての落語2回転。
              とんぼ帰りで再び稽古。
              もうね、よく生きて帰ったと自分で自分を褒めましたよ。
              染みわたるように、日曜夜のビールがうまく
              しかもそれすらたくさん飲めないほどの疲労・・・

              でもね、たぶんまたやっちゃう。
              私、女だから。学習しないから。
              そしてやっぱり八女の落語会は幸せな場所だから。
              朝11時からの朝席なんて、ガラガラじゃないかなと思ってたら
              蓋をあけたら満員の客席。
              高座にあがって拍手もらっただけで
              もうテンションがぱーっとあがる。
              いい景色なのだ。
              八女ならでは、落語ならではの広い客層。
              まさに老若男女が笑顔でこちらを向いてる幸せな景色。
              今年は「あるくとまるくと」と称して、
              駐車場や落語会会場まわりにフリーマーケットの出店がたくさん。
              かわいい雑貨や美味しいものに囲まれて
              私たちもお客様も浮かれ気分が倍増。
              にぎにぎしい一日でした。
              とんぼ帰りしなきゃなんなくて
              灯篭人形見学も、土橋市場で風になるのも叶わなかったけれど
              八女の新店情報も手にいれたことだし
              今度こそ、あと泊できるくらいのスケジュールで行くぞ!
              と、これだけはちゃんと覚えておかないとね。

              | 立石 義江 | 役者の日々 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              大帝ポぺ「ふたりはぼっちで」
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                7月16日 いじ☆かるstudio

                なんかひりひりする。
                自意識の膨張と縮小を繰り返すめんどくさい中年と
                その王国により処を求めた孤独な青年。
                さびしい気持ち、求め合う気持ち。

                その一方でおい中年、いい年して何やってんの?とも思う。
                愛すべきダメ人間の物語は好きなんだけど
                ダメ人間にあぐらを書いたようなところが時々鼻につくのかな。

                待っていた手紙が届くダンサーのシーンと
                2人のタンゴのシーンはどきりとした。
                身体表現ってすごいね。
                セリフより雄弁に、
                何かに揺さぶられる気持ちや
                どうにも求め合う気持ちを伝えてくれる。
                お話のたどり着く先として、あそこになるのは当然なんだろうけど
                ゲストのシーンが後半、というかほぼクライマックスにあったのは
                ちょっともったいない気がした。
                2人の物語として、ぎゅっと凝縮してきたものが
                ちょっと拡散しちゃうような。
                山盛りの豪華ゲストならではのお祭り的なシーンは
                すごく楽しかったけど
                もっと少数なゲストでつくるのか
                あの手紙のシーンのような抽象的なモブでつくるのか
                緊迫感あるところから、あのラストへ持ってくのもありかなぁ、なんて。
                まぁ、純粋に好みの問題ですが。
                あと味として、「お祭り感」が残るより「ひりひり感」が残るほうが
                この二人の作品として似合ってるような気がした。


                | 立石 義江 | 役者の日々 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                うけとめる
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                  熊本の話題はまだ終わりではない。
                  落語会の翌日、午前中はお泊りできた私と春吉ちゃん
                  ホットブラザーズちゅり夫妻と共に近くの温泉施設へ。
                  前の晩飲んで語って、服のままぶっ倒れるように眠った身体に
                  あふれるお湯が優しい。
                  たっぷりしたお湯につかる、ただそれだけのこと
                  日常の暮らしの中で当たり前のこと
                  それがこんなにも嬉しく身に染みる。
                  災害で「日常」を失くしてしまうことがどういうことなのか・・・

                  午後からはゼロソーの松岡さん、吉丸さんと合流して近くの避難所へ。
                  小学校の体育館。
                  あと4日で閉鎖され、近くのもう少し大きな避難所へと統合されるらしい。
                  新しい環境への不安を語る男性。
                  アパート探しへ前向きな姿勢のご婦人。
                  体育館の舞台に積み上げられた食料や水。
                  物資はいろいろあるけどカップラーメンの段ボール箱が並ぶ姿はやはり味気ない。
                  段ボールで囲われた小さな部屋をせいいっぱい自分のスペースとして
                  それぞれの工夫が見える避難所の様子。
                  2年という仮説住宅の期限の話。
                  短い時間ではあったけど、足を運んで初めて知る被災地の今。



                  さらに車を走らせて益城、西原村方面へと。
                  健軍の街でもぐにゃりと曲がったアーケードの柱や
                  建物に貼られた赤や黄色の検査の張り紙など見ていたけれど
                  ほんの数分車を走らせただけでさらに生々しい風景が広がる。
                  2階がまるごと1階の上につぶれ落ちてきたようにぺしゃんこの家。
                  大きく斜めに傾いたまま危うく立っている建物。
                  つぶれたガレキの中にそのまま埋まりこんだ車。
                  ガラスが割れ壁が崩れ、むき出しになった家の中には家財道具がそのままで、
                  普段の生活が突然こんな姿になる恐ろしさがせまる。
                  もともとのおうちのつくりなのか、地盤の違いなのか
                  お隣同士でも全然崩れ方が違っているのが、また怖い。
                  何度もこの道を通っているはずの二人でさえちょっと驚くほど
                  時間経過とここしばらくの雨で、状態はさらに悪くなっているよう。
                  私のこんな言葉より、写真のほうが一目で現状を伝えてくれるんだろうけど
                  どうしても写真が撮れなかった。
                  個人のおうちだし、ってのもあるけど、何というか、怖かったのだ。
                  何が怖かったのかうまく説明はできないけれど。

                  うけとめなければ、と思った。
                  自分たちは芝居なんぞやっているもので、つい「発信」ばかりしようとする。
                  今回、熊本で落語をやって、熊本の演劇人たちの活動を間近で見せてもらって
                  「うけとめる」ことについてたくさん考えた。
                  まずはこの事実を「うけとめて」、そこからやれることをひとつずつ。
                  「うけとめた」以上は、裏切らないように丁寧に。
                  被災地の支援の話でもあり、芝居の話でもあり。

                  とにかく、まだまだだ、ということ。
                  これからだ、ということをしかとうけとめて
                  今できること、長くできることを。
                  そして、できるならまた行きたいし、行ってほしい。
                  行ってしまえば、それはもう知らない街の遠いできごとではなくなるからね。



                  最後は楽しかった熊本の写真。
                  阿蘇ミルク牧場は、元気に営業中。
                  まだ赤ちゃんの羊のひめのちゃんが自由に歩きまわり
                  大型わんちゃんは皆大人しくてイケメン。
                  いろんな動物に直接触れることができて本当に気持ちがほっこりする。
                  癒しもちゃんと用意してくれたお二人のお心遣いに感謝、
                  と同時に熊本には観光も大事な産業。遊びに行くだけでも、とにかく足を運んでほしいなぁ。
                  | 立石 義江 | 役者の日々 | 11:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  月光亭落語会番外編「花月あわせて寄席あって」の巻
                  0

                    福岡での稽古場公開から1週間たった9日土曜。
                    車で熊本へ。
                    益城のインターを降りるあたりから
                    青いシートが目立ち始める。
                    「日常」とは違う風景。

                    会場のめどがついたら街へでるのが月光亭スタイル。
                    地元のパン屋さんやアーケード街の愛称をそのまま落語にとりこんでいく。
                    私たち単純なもんだから、商店街で月光亭のちらしを見かけたり
                    美味しいものがあったりするとすぐにその街が好きになる。



                    正直言えばちょっと不安だった。
                    「月光亭落語会」なんて聞いたこともないインチキ落語に
                    果たしてお客さんは来てくれるのか?
                    実際は来てくださったお客様を見て思わずガッツポーズ。
                    おばあちゃんと娘さん
                    お子様づれのお母さん
                    制服姿の高校生。
                    老若男女、バラエティにとんだ客席が嬉しい。



                    合間合間にお話を聞いてみるときっかけも様々。
                    芝居が好きだから、花習舎が好きだから。
                    女子高生が落語のサイトを見たからなんて渋くない?
                    あのフライヤーのお手紙を読んで、なんて泣けてくる。
                    なんだかアウェイとは思えないリラックスした客席とお客様の笑顔。
                    福岡から元気を持っていくどころか
                    皆さんの笑顔にこちらが救われ、元気をもらう。
                    どこへ行こうと、何があろうとかわらない
                    落語の力、笑いの力に背中を押されて
                    大好きな街が増えてしまった。
                    また行きたい街が増えてしまった。



                    みんないい顔して笑ってる。
                    最近落語をやるたびにおんなじようなこと言ってるけれど
                    本当に落語を始めてよかった。
                    月光亭というユニットでよかった。
                    そしてタニマチーズの皆様に会えてよかった。
                    夜はまちがいなく美味しいビールと
                    当然はずせない馬刺しで乾杯したわけやけど
                    夜中まで延々と月光亭自慢、タニマチ自慢してた、と思う。
                    酔っ払いでごめん。

                    | 立石 義江 | 役者の日々 | 08:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    月光亭落語会番外編「福岡で稽古場大公開」の巻
                    0
                      福岡での稽古場大公開を経ての
                      熊本「花習舎」さんでの投げ銭寄席。
                      2週続けてのイベント無事に終了いたしました。
                      ご来場くださった皆様、応援してくださった皆様、
                      本当にありがとうございました。
                      おかげさまで、皆さまのお気持ちのつまった義捐金BOX
                      45,254円を花習舎さんに届けることができました。
                      ひとえにタニマチーズの皆様のおかげです。

                      福岡での稽古場大公開はいつもの冷泉荘のいつもじゃない5階の会場。
                      お友達のカメラマンさんのスタジオにご協力いただきました。
                      いつもと違うスタイルでやりたかったというのもありますが
                      何よりも、熊本に届けるお金だけではなくて
                      熊本への気持ちや心意気を届けられるものにしたくて。
                      福岡のタニマチーズにはお客さんというより「お稽古」の参加者として、
                      私たちのオリジナルのスタイルの4人落語、
                      「ん廻し」の「ん」のつく言葉を一緒に考えてもらったり
                      運気があがる「ん廻し」にちなんで「ん」づくしの色紙をつくったり
                      ホットブラザーズの演奏する「熊本が元気になる曲」を募ったり。
                      通りすがりの家族連れの小学生の男の子が「ん」ネタ提供で大活躍!だとか、
                      始まる前や終わる間際の時間にも、気持ちだけでもと義捐金を届けに来てくれる方が、
                      とか、何だかドラマのつまった2時間ちょっと。
                      ましてやこの日はとても暑い日で、
                      思った以上にたくさんのお客様でぎゅぎゅーのテトラグラフ写真室は、
                      もう冷房よりも人の熱気のほうが勝つ気配。
                      暑い息苦しい思いをさせたお客様には申し訳ないけれど
                      なんだか不思議な一体感。
                      汗ばんで上気したつるつるの顔のお客さん達が皆こっちをむいて笑ってる。
                      みんなで写真をとりましょう、と椅子の上からこの写真を撮りながら
                      ものすごく幸せな気分になった。
                      劇団時代、あのホールで400人が全員こっちを向いて笑ってる
                      カーテンコールの舞台からの景色が大好きだった。
                      世界一の絶景だと思っていた。
                      その時のことを思い出した。
                      そして、この人たちに背中をおされて熊本へ行けると思うと
                      さらに幸せだなぁと思った。

                      思った思ったって小学生の作文みたいになってるけど
                      本当に幸せで、そして、もちろん
                      終わってのむビールが最高においしかったのだ。





                      | 立石 義江 | 役者の日々 | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |