最新旧型機クロックアップサイリックス「上下左右」
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    ちょっと時間をおいてしまいましたが
    改めてブログでもご報告と感想を。
    客演させていただいていた
    最新旧型機クロックアップサイリックス「上下左右」
    全公演無事に終わりました。
    ご来場いただいたお客様、応援したいただいたお客様
    全ての関係者に感謝、感謝。
    ありがとうございました。

    芝居というのは、稽古場では完成しない。
    お客様にみてもらって初めて、お芝居として成立するんだな。
    改めてそんなことを感じた公演でした。
    むかーしから知ってるし、観てきたし、
    もちろん劇団の人たちとも前々からの顔見知りだけど、実は初客演。
    演出の具合とか、仕上げていくペースとか探り探りやっているうちに
    あっという間に本番がやってきた。
    私がいっぱいいっぱいだったってのもあるし、
    あの仕掛けがあってこそというのもあるしで
    幕が開くまで見えていなかったことがいっぱい。
    本番の舞台の上でお客さんの反応を感じながら
    劇場を出ていくお客様の表情や言葉をききながら
    やっと世界ができあがっていくその手ごたえ。
    今しかやれない、再演不可能と作・演出の川原氏が言うだけあって
    来年の「元号」の改元を巡るサスペンス。
    「元号」の予想が絞り込まれていくように
    それぞれの思惑や色眼鏡へとキュッと収縮していくお話かと思いきや
    メガネがどちゃっと落ちてきた途端に
    ぐわっと世界が広がった気がした。
    「世界」の話。「時代」の話。
    落ちてきたメガネを観ながら泣いてしまったというお客様がいて
    「何で泣くんだよ」とつっこんでたけど
    回を重ねるごとになんだかじわじわと
    わかる気がしてきたよ。
    まぁ実際は1400本のメガネが落ちてくるその瞬間は、
    「痛くしないで」って身体固くしてドキドキしてたんだけどね。

    想像していたとおり、川原氏の書くセリフは決まるととても気持ちいい。
    何人かのお客様に、「この劇団と相性いいんじゃない?」と言われたの
    とても嬉しかった。
    ふふふ、実は私もそう思っていたんだよ。




    | 立石 義江 | 役者の日々 | 11:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    立石義江出演情報
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      立石義江出演情報

      ●最新旧型機 クロックアップ・サイリックス 第19回公演
      『 上下左右 』

      [日時]
      2018年5月18日(金)     19:30
            19日(土)14:00/19:30
            20日(日)14:00/19:30

      [会場]
      湾岸劇場博多扇貝(福岡市博多区築港本町2-1)
      http://hakataohgai.com/

      [チケット]
      前売券 2,000円/当日券 2,300円
      ※日時指定・全席自由

      http://www.clockup.com/next.html

      ●あなピグモ捕獲団 ERARY SUMMER 2018 MEETS THE SESSION #02
      『臨界マクベス』

      [日時]
      2018年06月29日(金)     19:00
         06月30日(土) 14:00/19:00
         07月01日(日) 14:00

      [会場]
      ぽんプラザホール (福岡市博多区祇園町8-3)

      [チケット]
      前売一般 2,700円 
      前売U-25 1,500円 ※25歳以下の方限定・受付にて身分証をご提示ください
      ペア…5000円
      トリオ…6900円
      当日(一律)…3000円
      ※日時指定・全席自由

      http://ana-pigmo.com/next6/

      ●ヒカリノオトpresents『はるまつあきふゆ』

      [日時]
      2018年7月27日(金)〜7月29日(日)

      [会場]
      ぽんプラザホール (福岡市博多区祇園町8-3)

      https://ja-jp.facebook.com/hikarinote01/

      ★番外編

      柳家三之助 糸島独演会「三之助 いと愉会!Vol.13」
      アフタートーク企画「お弁トーク」の御相手役として登場。

      [日時]
      2018年5月27日(日) 17:00開演

      [会場]
      古材の森 前原店

      [チケット]
      前売券 2,500円、当日券 3,000円
      中学生以下: 前売・当日共通1,500円
      アフタートーク(お食事付): 前売り限定1,500円

      https://i-pb.net/itoyukai/2018/04/08/itoyukai-13/

      | 立石 義江 | 役者の日々 | 13:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      ヒカリノオト「さよなら、サンカク」
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        今年ひとつめの舞台作品。
        ヒカリノオト「さよなら、サンカク」無事に終演いたしました。
        ご来場くださった皆様、応援してくださった皆様、
        ありがとうございました。



        ヒカリノオトさんには昨年の12月に続いての2回目の客演。
        とは言え、あまりにもテイストの違う作品に
        稽古が始まった当初は正直戸惑いもありました。
        「監禁事件」をモチーフに被害者と加害者の2つの家族を巡る物語。
        全回はひとつの家族の過去と今を巡る話で、あんなにほのぼのしていたのに・・・
        チラシにも「監禁事件」とはっきり記載はあったとは言え、
        正直観客の皆様にも好き嫌いというか、賛否というか
        意見のわかれる作品だったと思います。
        私自身も、稽古の期間はどんよりすることもありました。
        「いい人」ばかりの前作に比べ、今回は「わるい人」ではなかったとしても
        「いい人ではない人」ばかりの登場人物。
        皆、少しずつ傷つき、歪んだ気持ちを抱えた人々。
        日常の中のズレや歪み、どこまでがふつうで
        どこからが狂気なのか・・・。

        でも、終わってみればヒカリノオトらしい、松岡君らしい
        いい作品になったと、この作品に関われたことを誇らしく思っています。
        彼にしかできない視点や、この劇団らしい手法。
        闇とヒカリ、音と身体。
        まっつん、稽古中に「しんどい、しんどい」何度も言ってごめんね(笑)。
        次は楽しい作品を、と言ってましたが、
        もしも次がまたこんな苦しい作品だったとしてもできれば関わりたい。

        というわけで、7月のヒカリノオト第4弾公演にも出演します。
        その前にもいくつか舞台があるので、そちらはまた別に整理して
        書きましょうかね。
        とりあえず、毒親だった鶴子さんとはお別れです。
        写真は私の小道具おでかけバッグのなかみ。
        ヒカリノオトさんは細かなつくりこみ好きだから
        私もリアルに。
        お財布、ポーチ、タオルに加えて病院の予約表とお薬手帳。
        高額医療限度額のカード。
        あとケータリングで大好評だったふくやさんの「醤明太」。
        常温管理でいいってのが助かる。




        | 立石 義江 | 役者の日々 | 18:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        ホームの力
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          「月光亭落語会 第9回 新春!ワンダーウーマン☆ケン参の巻」
          波乱の幕開けでしたが、なんとか無事に終演いたしました。
          ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
          ここ数年、毎年1-2月、新年の恒例行事となっております月光亭落語会も
          とうとう10回め(第0回お試しの巻があったので)。
          たくさんの方にご来場いただき、応援していただいて
          ここまで続けてこれたこと本当に感謝です。
          なんて、やけに改まったご挨拶をしたくなるのも
          今回改めてこの場所で続けてこられたことの力、みたいなものを感じたから。

          ハプニングの多かった初日。
          その驚きのいろいろを全て一緒に笑い飛ばしてくれたお客様。
          そのハプニングの話をさっそく枕にとりいれながらの二日目も
          無事でよかったねと声をかけてくれる温かいお客様。
          しょっぱなのご挨拶で「月光亭を始めて聞く人―?」って尋ねるのを恒例にしてるのですが、
          今回も毎回3-4割は初対面のお客様。
          にもかかわらず、この冷泉荘での落語会には「やっぱりここがホーム!」な
          安心感溢れる空気が流れてる。
          客観的にみると、実は白くて四角い冷泉荘のニコイチスペースは
          ともすると冷たい空間になる場所。
          実際、ギャラリーとして使っている時なんかは
          クールな空間にも見える場所なのに
          あのアットホーム感はなんなんだろう、なんて改めて考えてしまった。
          私たちが冷泉荘関係者にもかわいがっていただきながら重ねてきた回数なのか、
          残り6-7割のベテラン(?)タニマチーズが、初めての方をひっぱってくださるからか
          はたまた、古典落語という誰からも愛されるテキストの強さか。
          とにかく、どの顔もすごく温かく私たちを見守ってくれる。
          高座から見えるお客さんの笑顔、
          こちら側からの風景を皆さんにもおすそ分けした気分になった
          幸せな時間でした。
          お客様と出会えてよかったー、落語に出会えてよかったーはもちろん
          今回はこの冷泉荘とも出会えてよかったーなんて、つくづくと。
          9年目になる月光亭落語会、今年もどうぞ皆様ご贔屓に。


          | 立石 義江 | 役者の日々 | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          ヒカリノオト「海が降った夏」
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            一年ぶりの舞台出演でした。
            ちょうど昨年の今頃、月光亭シアターシリーズ「梨の礫の梨」で
            自分企画の二人芝居をして以来。
            たまたま客演のお話がなかったってだけだけど
            ちょっと、やりきった感があったことも確か。
            でもやっぱり芝居はやりたいなぁと思ってたところにオファーを頂いて、
            ふたつ返事で引き受けた後で病気が発覚。
            今年最初で最後の舞台であると同時に
            手術後初の舞台でもありました。
            もともとの丈夫さと楽天的な性格。
            大丈夫だという確信はあったものの
            リアル妊婦もいる座組の中で
            すごく気を使ってもらって
            楽をさせてもらって
            おかげさまで、な公演を終えました。

            母と娘の物語を書くからとオファーをもらった時は
            てっきり母親役だと思っていましたが
            台本をもらってみればまさかの祖母役。
            いや、とっくにうちの母ちゃんがおばあちゃんになった年齢は
            追い越してるんだから、まさかってこともないんだけど。
            おばあちゃんはお母さんのお母さん。
            妊娠して帰省中のお隣の娘さんも含め
            つながっていく母と娘の物語。
            母になったことのない私には
            ちと荷が重い部分もありましたが
            どうしたって母の気持ちはわからないと開き直って
            目の前で悩む立道心を愛しいと思い、へこむ峰尾かおりを心配する
            そのままの気持ちでいいじゃないかと演じていました。
            逆に「長生きせんとね」とう最後のセリフには
            役柄以上の思い入れがあった。
            今年の夏、自分史上最大の大病をして
            それでも生きているのだからもうあとはもう長生きするしかないな
            なんて思ってたところへもらった大切なラストのセリフ。
            役者としては邪道なやり方かもしれないけれど
            自分が年齢を重ねたことで成立するところもあるかなと。
            年齢をとるのも悪くないと思える幸せな現場でした。

            作家の松岡君は中間市の出身。
            自らの家族とも重なる、家族と故郷にまつわる物語を
            地元の言葉で書きたかったという彼の思いも
            すぐ隣の町で育った私には嬉しくて。
            舞台の上に流れる空気を
            観客の皆さんがまっすぐに受けとめてくれた感触も感じられた
            大切で愛おしい時間。
            改めまして、ご来場くださった皆様、応援してくださったすべての皆様に
            心からの感謝を。



            | 立石 義江 | 役者の日々 | 22:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            梨の礫の梨
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              本番が終わって1週間近くたちますが
              遅ればせながらブログのほうでもきちんとお礼を。

              月光亭落語会シアターシリーズNO.1「梨の礫の梨」
              全日程を無事に終了いたしました。
              ご来場くださった皆様に厚く熱く御礼申し上げます。
              40人も入ればいっぱいの小さな会場です。
              わずか45分ほどの上演時間です。
              何ひとつしかけがあるわけではない、シンプルなセットで
              女が二人しゃべり続けるだけの芝居です。
              だからこそ、私たち役者の側にも
              お客様が息をつめる呼吸や前のめりになる気配が伝わってきていたように
              お客様にも氷がグラスの中でカラリと溶ける音や
              二人の気持ちの行ったり来たりが届いていればいいなと思います。
              とにかく濃密な時間と空間でした。
              あの場を共有してくださったこと忘れません。

              初めて当日パンフとやらに挨拶文とやらを書きました。
              クレジットだけのシンプルなものしようかと思いましたが
              どうにも寂しいなと。
              ところがいざ書き始めるとブログの文章も長い私ですから
              とてつもなく長いものになりそうで。
              この数年、「月光亭」という帰る場所があることにどれほど助けられてきたか。
              私たちがどれだけお互いのファンであるか。
              半ば、私個人の脚本への思いを「月光亭」に便乗させたようなこの企画が
              今まで月光亭を応援してくれたお客様にどう映るのかという不安。
              この人に頼んでよかったと思える丁寧な仕事をしてくれた演出家、
              正直自分が想像していた以上に女であり母であり女優であった相棒と組めた幸せ。
              ほら、もうすでにこんなに長くなってる(笑)。
              せいいっぱい削ったご挨拶。
              もう一度ここに載せてこれで締め、かしら。




              「継続は力なり」なんてことを申します。
              「月光亭落語会」はもともと長いつきあいの女優4人が思いつきと勢いで立ち上げた落語ユニット。気がつけば私たちのホームと言えるこの場所はもう立ち上げから6年。無理をせず自分たちが面白いと思えることをかぎわける能力はことさら長けてきたように思います。
              ホームであるこの月光亭で、「落語」だって「芝居」だって、身軽に面白いことにとびこんでいけるように。そんな思いで「シアターシリーズ」としてお芝居もつくって行こう、の第一弾の舞台です。月光亭落語会4人がそろったお芝居をやるのはもちろんですが、いつかは、と先延ばしにするよりは、面白いと思ったことをひとつずつ実現していくほうが私たちらしいかな、というスタートです。6年前に落語を始めた時のように、とにかくエイヤっと始めてみます。

              さて、今回の舞台は酒場です。初演を見てからいつかやりたくて、誰と組もうか、誰に演出してもらおうかと、それこそ酒を呑んでは妄想してきた作品です。妄想をベストな形で現実にできたこの座組にとても感謝しています。
              福岡屈指の酒場が似合う女優二人が贈る酒場の芝居です。
              どうぞ最後までおつきあいのほどをよろしくお願いいたします。

              月光亭愛眼

              | 立石 義江 | 役者の日々 | 09:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              みっちり壱岐の一日
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                初めて行く場所での落語会はやはりちょっと緊張する。
                会場の広さや高座の大きさ、どんなお客様がどのくらいいらっしゃるのか。
                蓋をあけてみないとわからないことがたくさん。
                ましてや、今回お声をかけてもらったのは壱岐。
                担当の方ともメール・電話でしかやりとりできないし
                会場の下見もできないし
                もちろん、いらっしゃるお客様は月光亭のこと知らない人ばかり・・・

                いや、蓋は怖れずにあけてみるもんだ。
                完全アウェイとは思えない
                あったかい手づくり感あふれる落語会。
                頷きながら聞いてるおばさま、
                二人目配せしながら前のめりで聴く小学生、
                なんて幸せで楽しい空間なんだろう。
                落語会の日はいつも同じようなこと書いてる気がするけど、
                ほんとに落語でよかった。月光亭でよかった。
                お客さんのふところにどんと飛び込んでいける安心感。
                こっちへおいでよ、と伸ばした手に応えてくれる手がある幸福感。

                私たちを壱岐へ繋いでくれた方々がいて
                福岡から壱岐に注文してくれた月光亭のオリジナルクッキー、
                大分からもてなしとけよ、と応援してくれたおかげの豪華ランチ。
                福岡から追っかけてくれたお客さんもいて。
                ご縁、繋がり、どんな言葉を使ってもありきたりだけど、でもこんなに嬉しいことはない。
                あっという間に「初めて来た土地」って感じがなくなって
                知ってる人たちが住んでる愛おしい街になっていく。



                この日のハイライトはこれかな。
                文化ホールでやってた別イベントの野外ステージに飛び入り!であがらせてもらっての4人落語。
                その場で交渉して5分後には舞台にあがってるこのゲリラ感、スピード感、最高に愉快だった。

                落語会終わってからは、船までの時間に駆け足で壱岐の名所にも連れていってもらった。
                というか、おねだりしちゃった。
                壱岐に「月読神社」という月にちなんだ神社があると聞いて
                「月光亭落語会」としてはどうしても行きたいのです・・・・って。
                快く応えてくれて商工会長さん、ありがとう。
                月読神社は、日本の神道のはじまりとも言われる由緒正しい神社だけあって
                小さいながらも、階段を登るごとに
                スンと冷たく心地よい空気に包まれるパワースポット。
                お月様のような銀の鈴をみんなでおそろいで買って、おみくじをひいて。
                まだ少し時間あるからと猿岩までまわってもらって
                もう落語をしに来たのか遊びに来たのか・・・

                でかける度にまた行きたい街が増えていく。
                落語を始めた時、その身軽さに憧れた。
                着物ひとつ抱えてどこへでも行ける、そんな理想にひとつ近づけた一日。

                | 立石 義江 | 役者の日々 | 14:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                「はじまりはヒップホップ」
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                  10月1日 KBCシネマ 監督:ブリン・エバンス

                  年齢をとったせいかなぁ。
                  とにかく最近この手の映画に弱い。
                  ましてやドキュメンタリー。
                  HIP HOPのリズムにあわせて身体を動かす
                  じいちゃんばあちゃん見てるだけでもううるうるよ。

                  何でHIP HOPとは思ったけど
                  あえて「挑戦」としてなじみのないリズム、
                  若い人の中へとびこんでいける、
                  その大きな冒険に本当に拍手を送りたい。
                  しかし年寄りを甘く見てはいかん。
                  あれくらいの世代のほうが
                  戦争、戦後の急速な変化、
                  反ベトナムやフラワーチルドレンといった社会の動き、
                  と激動の時代を生きてきたわけだから。
                  もしかしたら、今の保守化した若い人達より
                  ずっとPUNKでHIPな柔らかい対応ができる人たちなのかもなとも。
                  自分の親のこと、
                  いや、自分自身のことを考えても
                  老いていくことはもうひとごとではなくて、
                  残された時間とやりたいことを見比べながら
                  常に後悔しないように生きたいよねと思った。
                  何よりも80代になっても、ベガスのプールでビキニで泳ぐばあちゃんになりたいぞ。
                  とりあえずは、もう1回母ちゃんとどこか海外にでかけたくなった。
                  小さな冒険だけど、母ちゃんが自分からどこか行きたいと言ってるうちに。

                  | 立石 義江 | 役者の日々 | 11:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  「世界とくちばしにメタフィクション」
                  0
                    あらためまして
                    客演させていただきました
                    無事に公演終了いたしました。
                    ご来場いただいた皆様本当にありがとうございました。

                    芝居をやっていてやり続けてきて、時折思うこと。
                    あなピグモ捕獲団の公演の時にはひときわ思うこと。
                    なぜ私たちはこんなにも贅沢でこんなにも儚く消えてしまうものに
                    心魅かれ、翻弄され、はなれられないのだろうと。
                    長い時間と多くの人の手をかけ
                    たくさんの言葉とあかりと音をつぎこんで
                    あふれるほどの伝えたいこと、伝えきれないことを
                    抱えて舞台に立って、
                    なのにそれがあっという間に夢のように消えていく。
                    今回は「記憶」というキーワード、「戯曲」というモチーフに
                    いつもにもまして夢と現実が重なりあう不思議な感覚。
                    私自身が、東京の役者と合流した稽古や
                    小屋いりしてからの稽古の中で
                    じわりじわりと自分の記憶や夢がかきまぜられていくような体験をして
                    これをドンといきなり観劇するとどんな感覚なんだろうと
                    すごく、観客になって見たかった作品でした。
                    いや、実際に観客になってしまうと
                    あっち側に、舞台の側に立ちたかったと地団駄ふむのは
                    わかってるんですけど。

                    とにもかくにもあの場を共有してくださった皆様に
                    感謝するばかり。
                    もうしばらく劇中の曲の脳内ヘビロテと
                    あの花が咲くような傘の残像の余韻にひたります

                    | 立石 義江 | 役者の日々 | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    夢のコラボレーション
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                      落語を始めた頃
                      師匠you tubeと公言して自己流で落語なんかやって
                      いつか本物の落語家さんに怒られるかもねー、
                      むしろ怒られたらおもしろいねー
                      なんてよく言ってた。
                      それなのになのに、怒られるどころかとうとう共演しちゃいました。
                      それも「四人落語」という私たちの得意とする邪道落語に
                      引っ張り込んでの特別バージョン「五人落語」。



                      ご縁があってお手伝いしてきた
                      柳家三之助師匠の糸島での落語会「いと愉会!」。
                      10月10日に10回記念というなかなかにおめでたい日に
                      4人そろってなにかやってよ、という師匠のお誘いに
                      じゃあ「師匠と五人落語なら」という無茶ぶりをする私たちも私たちなら
                      無茶ぶりを無茶とも言わず笑って応える師匠も師匠。
                      かくして、この夢のコラボの実現でございます。
                      もう五人そろって並んだこの姿に笑える。
                      「柳家三之助with月光亭落語会でございます」という名乗りににやける。
                      真ん中に座った師匠の気配がさざなみのように私たちにも伝わってくる
                      こんな新鮮で緊張した「ん廻し」は久しぶり。
                      落語の身軽さに憧れて月光亭というユニットをつくって
                      師匠に出会ったことでよけいにその旅と仕事が重なり合うスタイルに憧れて。
                      旅、というにはおおげさながら
                      月光亭が八女や浮羽、嬉野と
                      町や人と出会いながら本拠地以外で落語をやってきたのは
                      三之助師匠からの影響もあるなーなんて思うことも度々。
                      ある意味、師匠を持たぬ月光亭の心の師匠(?)との
                      一夜の夢のような高座でございました。

                      そしてこの日はもうひとつ。
                      懐かしい人との再会が。
                      糸島に通っていればいつかはまた会うにでは、と思っていたこの人。

                      25年前、私が一度は社会人になった私が福岡でまた芝居を始める
                      きっかけになった人、高橋徹朗さんは今や糸島市議会の議員さん。
                      「幻想舞台」という劇団時代からのつながりがそろった記念写真。
                      芝居ではなく、今は「町づくり」という形で何かを「つくり続けている」という
                      高橋さんと、今までもこれからもこの4人で何かを「つくり続けていこう」としている月光亭。かわるもの、かわらないもの、続けてきたことの意味。
                      懐かしい思い出話とともにいろいろと思いめぐらせた秋の夜。

                      | 立石 義江 | 役者の日々 | 13:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |