名前をつけた
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    さて、5月。
    極端に暑いや寒いに翻弄される4月のおかけでちょっと
    鼻声で迎えた5月。
    4月の終わりに新しい自転車を手にいれた。
    昨年秋に盗まれたと思っていたラピス・ラズリ号、ラピちゃん。
    その不在の間に手に入れてしまった岩子、岩ちゃん。
    そうじゃなくても2台のチャリに交互に乗っているのに
    何を血迷って3台め。

    だって、自分ご褒美だもん。
    何のご褒美?と言われると困るけどご褒美だもん。
    胃を切除して半年の検査も無事にクリアしてのお祝い。
    私自身はなーんもがんばってないけど。
    お医者さんがいい手術をしてくれて
    多分私の身体の中のどこかしらががんばって適応してくれて
    ほぼ日常生活には支障のない健康体。
    だからお祝い。だからご褒美。
    旅に連れていける折り畳み自転車だから用途も全く違うしさ。
    ちょっと迷ってたけどやっと名前もつけた。
    ブラックスピネル号。スピちゃん。
    歴代の自転車がブルーだったので、サファイヤ・ラピスラズリ。
    その色の宝石から名前をつけてきた。
    岩ちゃんは父・岩夫に買ってもらったから岩子だけど
    まぁ広い意味では石とか岩とか同じ素材だし(笑)。
    今回は黒いから・・・
    ブラック・ダイアモンド、長い。通称ブラちゃん?もなしだなぁ。
    オニキス、オニちゃん?なんか電話会社の誰かさんみたいよね。(好きだけど)
    ヘマタイト、ヘマちゃん?響きはかわいいが意味がちょっと。
    モリオン・シャーマナイト・オブシディアン、耳馴染みがなく自分が忘れそう。
    いろいろ考えましたが、
    ラピちゃんと韻を踏んだ感じがいいかなとスピちゃん。
    ブラックスピネル、パワーストーン的には自己実現・才能の開花・目標達成の力があるそうだからまぁそれもいいじゃない。
    と言うわけで張り切って「風薫る5月」!
    スピちゃんと出かけようにも旅にでる隙間はどこにもない(泣)。
    それどころか一日オフで戯れる時間さえない。
    サキやんやってくるし、クロサイの本番はやってくるし
    三之助師匠の糸島の落語会にも行かねばならない。
    それだけイベントが混んでいると
    合間にはバイトに行かなくちゃ、義理も立たぬし、金もまわらぬ。
    というわけでしばらくはスピちゃんは
    折り畳みっぱなし自転車。
    せめて広い稽古場、博多扇貝に向かう時専用かな。
    ベイサイドまわって海沿いの道をたどれば
    少しはおでかけ気分が味わえるかしら。

    | 立石 義江 | いつもの日々 | 12:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    ライブの空気
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      先日ひさーしぶりにライブハウスに行った。
      むかーし昔、入り浸ってる時期があって
      その頃の友人が東京からの凱旋ライブだというから。
      正直、最近はライブハウスが苦手になってる。
      セッティング変える時間が必要なのはわかるけど
      なんかもてあます時間が多い。
      予定時間おしてもあたりまえな感じとか
      うちわ客のうちとけあった空気とか
      年々足が遠ざかってた。
      多分、そのまま劇場にあてはめてみてもいいことなんだろうけどね。
      私たちにとっては当たり前の時間の感覚やロビーの空気感が
      演劇や劇場になじみのないお客さんにアウェイを感じさせていないか・・・
      なんて小難しいこと考えなくても、
      いざ、ライブが始まれば、音に身をまかせて、身体を揺らして
      十分に楽しいんだけどね。
      何より、彼に会うのは25〜6年ぶり?
      見た目がかわってないのはもちろん
      演奏っぷりもバンドのテイストも相変わらずで
      なんだかとっても嬉しくなった。
      もろきっちゃん、愛してるぜ。
      ふぁずふぃるむ、ファンク・ザ・インベーダーズ、白川バンド
      あの頃追いかけた愛しいバンドのみんな。
      元気におっさんやってるかーい?
      たてきちは、おばさんになっても
      しつこく楽しくえんげきにしがみついてます。





      | 立石 義江 | いつもの日々 | 12:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      米を炊く
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        お正月あけて気付けば1週間。
        やっぱり年頭のブログくらいは、今年の目標とか書くべきかしらん、
        今年の目標は「米を炊く」。
        昨年、30年超使い続けた、いや、
        時々使ったり使わなかったりした炊飯器を買い替えたので米を炊く。
        というか、食生活をもうちょっとなんとかしようってことですよね。
        電子レンジも買い換えたけど、すでにただの温めマシンになりつつある(笑)。
        昨年、健康に関して考え直さねば、な病気に直面して
        やっぱり「食生活」と「ストレス」には気をつけねばと。
        いや、ストレスに関しては、好きなことしかしてないつもりだったのだけどね。
        もっともっと好きなことだけしろ、ということか(笑)。

        だからというわけではないですが
        今年も芝居や演劇に関しては
        できるだけ我慢をせずに見たいものを見て
        一緒にやりたい人とはやろうとも思っています。
        本来なら自分の年齢と身体のことを考えて
        ペース配分せねばというところではあるのでしょうが
        病気をしたことで逆に
        「いつか」と先延ばしするのは辞めようという気持ちもあって。
        そして、そんな時にまた絶妙なタイミングですでにいくつかの
        お申し出をいただいていて
        「今でしょ」な気分になっています。
        無理をして突っ走る年齢じゃないのはわかっています。
        ゆっくり、でもあくまでも前向きに
        「今」を走る一年になりますように。


        | 立石 義江 | いつもの日々 | 12:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        癌でした。過去形でいいのかわからないけど。
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          博多駅なうです。
          今日の午前中は病院でした。
          もちろん平日なので本来ならこれから職場に戻ってお仕事したり
          夕方には12月出演のお芝居のお稽古に行ったりするべきなのですが
          今日は完全に自分の休日にしようと前から決めておりました。
          私、胃癌でした。過去形でいいのか、現在完了形で書くべきなのかよくわからないけど。
          9月12日に胃の下のほう、2/3を切除しました。
          なぜ今さらこんなこと書くかというと、今日切除部分の最終的な生研結果を告げられたからです。
          ステージA。
          術前の見立て通り最初期での発見。
          ただ65とったリンパのうち3ヶ所だけど転移があって、早く手術してよかったと。
          これで抗ガン剤等の治療も必要なしとの判断でやっと無罪放免。
          今まで病気らしい病気もしたことない私。
          初めて身体にメスが入るとへこんだ時期は、こんなへこんだ状態で文章にできないと思ってたし、抗がん剤治療なんてことになったらなおさらだなと思ってたので
          やっとこうして文章にしました。
          今日で解放されるのか、抗がん剤治療という長期戦の闘いが始まるのか。
          どちらにしても今日は8月6日に半ばはしゃぎ気味に「人生初胃カメラ」とつぶやいてから
          怒涛のように、でもどこかひとごとのように過ぎていったこの3ヶ月ほどに一段落つく日。
          幸い解放宣言の日となりましたので、残りの半日を思い切り遊んできます。
          とは言え、いざ私の顔見たらみなさん驚くくらい普通通りだと思います。
          もう既に病人ではないので当たり前と言えば当たり前ですが
          こんな告白をあえてしているのは、そのせいもあります。
          私の目論見では、ぐっとスマートになり、お酒も飲まなくなった私を見て
          「どうかしたの?」「いや実は・・・」という流れで
          自然と病気のことを話す流れを期待していました。
          手術から2ヶ月足らずで、体重もほとんど落ちず、お酒も少しずつですが解禁し始めるなんて想定外なくらい元気です。
          一生ダイエットが必要じゃないくらいに痩せられるんじゃないかという
          私の皮算用は見事に破れました。
          美味しいものやお酒と縁遠くなる心配も杞憂に終わりました。
          大きなメンテナンスがはいりましたが、やっぱりよしえはロボかもしれません。



          | 立石 義江 | いつもの日々 | 13:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          片付けられない乙女座問題
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            雨に降りこめられた先週の金曜の夜に
            Facebookなんぞ見ておりましたら
            占い師の友人のこんなブログが目に入ってきた。
            「片付けられない乙女座」
            整理整頓、きれい好きが一般的なおとめ座にもかたづけられない人種がいる。
            最良の分類方法を求めては整理整頓に手がつかず、
            「捨てなきゃよかった」という後悔への恐怖でモノが捨てられない。

            もう読んでる最中から心がざわざわしてきたよ。
            なぜだ?なぜポーラ先生はこんなに私のことがわかるのだ?
            ほんとにモノが捨てられないのよ、私。
            特にお洋服。
            母ちゃんのお手製のものは捨てづらいってのもある。
            よく、ときめかなかったら捨て時、とかいうけど
            古着なんかも好きなもんだから、
            今ときめかないけど、もう少しとっといたら一周まわってときめくかも?
            とか思って捨てられない。
            文字通りの片付けられない、捨てられない乙女座。

            ブログを読んで、そうか、完璧を求めなければいいのだ。
            後悔したっていいじゃないか、と一念発起。
            土曜日の午前中のうちには、ごみ袋が3つほどできましたが、
            そんなもんで私の片付けベタが解消するはずもなく。
            日曜には、ちょうど風呂釜が新しくなって水廻りもきれいにしたかったしと
            100円ショップを何周もして、清掃や収納グッズを購入。
            またこの100円ショップというのがくせモノだね。
            これが100円!というお買い得商品から
            やっぱり100円↘というがっかり商品まで。
            この日も吸盤型のタオルかけは何度やっても落ちてくるし
            引き出しの間仕切りに使おうと思った箱はサイズがあわない。
            まぁ、サイズがあわないのは100円商品が悪いのではなく
            私の採寸が甘かったからですが。
            結局、今度こそと挑んだ食器や洋服の断捨離も
            たいした成果なく。
            今回悩んだあげくに捨てきれなかった洋服は
            今シーズンもう1回着てみてやっぱり違うなと思ったら捨てる
            ということにしました。
            供養(?)の気持ちもこめてもう1回着たら
            今度こそ捨てる気になるかなぁ。
            自信ないなぁ・・・

            あ、もちろん部屋の写真はイメージです(笑)。
            「おしゃれな部屋」で検索したらこれがでてきた。
            これ、トイレやがな。

            | 立石 義江 | いつもの日々 | 06:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            普通の日記
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              ダッシュ帰りしたら間に合うかと思われた「沈黙」には出遅れ
              グザヴィエ・ドランのレイトショーまでは待ちながい、
              中途半端な時間を持てあまし
              ちょっとツタヤは覗いたけれどそのまま帰宅。
              ブログ=日々の日記だとすれば
              映画や芝居を観ないこんな日の記事こそ
              普通の日記てことかしら。

              ツタヤにはノートを買いに行った。
              先日、友人が人生の計画や具体的な目標をノートに書きだす話をしてたから。
              人生も半分を過ぎて今さら計画もないもんだ、と聞いていたけど
              具体的な目標=映画や本ならありだなと思って。
              本屋や図書館の空間は好きだ。
              好きなだけにドキドキしすぎる。
              あれもこれもと気持ちばかりがはやり、結局何を選んでいいかよくわからなくなる。
              その結果買った本や借りた本が積ん読で放置されてたりするから世話はない。
              レンタルCDやDVDの棚の前でも同じだ。
              あ、そういえばこんなのあった。これも見逃してたと思い始めるとキリがなく
              何を借りていいやらわけがわからなくなる。
              だから、人にお勧めされた本や、タイミング合わずに見逃した映画を
              書き留めておくノート。
              邪魔にならないほどよいサイズで、ちょっと見た目も好みのノート。
              これも結局、書き留めるものが増えるだけで
              何が何やらわからなくなるだけかもしれないけど。

              ものはついでに本屋の中もぶらぶら。
              やっぱ痩せるためには野菜料理のレパートリーを増やさなきゃなー
              と料理の本を手にとるものの、
              冬の間はなんでも「鍋」にするという必殺技があるからま、いっか。
              50代以上むけのファッションの本なんか流し読みして
              「私たちには気に入らない服を着ている時間なんてない」という
              フレーズに衝撃を受け、そうだそうだ、うちへ帰ったら断捨離するぞ
              といきまくも、彼女らのいう「気に入った上質な服」の例にあげられて
              いるブランドが、私には触れたことも見たこともないブランドばかりで
              あぁ、これは別世界の話ね、と途端にしぼむ。
              最後にグルメ雑誌のコーナー。
              地元の飲食店をとりあげる雑誌で「あんみつ姫」の特集。
              代表、とまとママ、みろく、ひこ、となじんだ名前の後に
              続くキャストの名前がまったくわからいくらいごぶさたしてる。
              ママはいつも私の顔を見ると指さして大口あけて笑う。
              あのママの笑い顔が見たくなったなー。

              | 立石 義江 | いつもの日々 | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              まっしろから始めよう
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                今年最初のブログです。
                やっぱり「あけましておめでとうございます」から始めるべきかしら。
                今年の抱負とかから始めるべきかしら。

                昨年は4本の芝居に出演しました。
                どの役も愛おしいですが、やっぱり月光亭シアターシリーズを立ち上げられた特別な年でした。
                いろんな場所で落語は12回。
                熊本、八女、壱岐。フレンチレストランに着物屋さんに区役所。今や神出鬼没です、月光亭落語会(笑)。

                で、今年はというと
                落語は恒例の冷泉荘での落語会が2月。
                今年も月光亭であちらこちらにおじゃまできたらと思っております。
                お芝居のほうは・・・・
                これがまっしろなんですわ。
                予定なし。
                5年前のことを思い出します。
                劇団退団してフリーになったお正月、やっぱり予定がまっしろでものすごくあせっていたこと。
                5年間、いろんなところでやって満足したとか
                シアターシリーズたちあげて燃え尽きたというわけではないですが
                5年前ほどにはあせっていない私がおります。
                まぁゆっくりインプットの年にするのもいいのかなと。
                本を読んだり、旅をしたり。
                もちろん、いつでも動けるフットワークの軽さはかわらずに。
                5年前、まっしろなスケジュールからスタートしたあの時のように。
                何がきたってどんと来いな構えでね。




                写真は立石家正月恒例の和服撮影会。
                昨年は母の風邪で一回お休みしたので
                昨年、50の正月記念で振袖を、と思っていたものをリベンジ。
                娘も姪っ子もいないことだし私が着てやらないと、と思いましたが
                袖きって、落語の時にでも使えるようにしようかなーと思案中。

                | 立石 義江 | いつもの日々 | 09:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                失せモノいずる
                0
                  正直ちょっと、興奮している。
                  もともとうっかりさんだが最近ことに失せモノが多い。
                  年齢のせいだと言えばしょうがないが、ゆうべの失せモノはことさら不思議だった。
                  チャリで帰宅して施錠して、十数歩歩いて家の鍵をあけ、
                  二階にあがり、いつも鍵をかけるフックの前で・・・ちゃり鍵がない。
                  時節柄、手袋をはめ、ちょっと指の感覚がゆるい状態で
                  家の鍵とチャリ鍵の両方を握っているつもりで
                  開いた手には家の鍵しかなかった。
                  さっきチャリをとめてから時間にして2分。
                  徒歩にしてせいぜい三十歩かそこらの行動範囲。
                  すぐに見つかると思った失せモノは1時間探しても見つからなかった。
                  もう神隠しレベル。
                  玄関にだしっぱなしの靴を片付け、
                  階段あがってすぐ隣の脱衣所にたまりがちな洗濯物を片付け
                  バッグのうちポケットや着ていたコートのポケットも
                  さぐってもさぐってもどうしてもでてこない。
                  こんな風にうまくいかない時は絶対うまくいかないと
                  すっぱり諦めて、というかどうにも疲れたのでしょうがなく諦めて就寝。
                  今日はどうせ夜は雨、という天気予報でもあって
                  そのまま、チャリをあきらめてでかけた。

                  失せモノを嘆いたツイッターに占い師である友人が反応してくれたのに気付いたのは今朝のこと。
                  信じていなかったわけではないけど、
                  今日も今日とて目の前にある稽古やら人との約束やらでうろうろして
                  日付かわろうかというくらいに帰宅。
                  そうだと思い出して、自宅のドアをあける前に友人が教えてくれた回文をとなえる。
                  よし、と思ってドアをあけ、まずは階段に目を凝らすが
                  そう簡単にご利益があるわけもなし。
                  で、2階にあがって「今日はちょっと冷静に探せるかしら、まずはこのあたりから
                  とつかんだモノをひょいっと振ったらかすかに
                  「チャリ」って音がした。
                  そこは帰宅してすぐ、私が手袋やマフラー、冬のコートをまず置くスペース。
                  音はゆうべ私が身につけていくストールから聞こえてきたよう。
                  え、昨日も絶対にここ見たはずなのに。
                  それとも手袋の中とコートだけチェックしてストールはノーチェックだった?
                  かすかな音をたよりに手探りしたらストールのフリンジ部分にチャリ鍵がひっかかっていた。
                  ほんとにあったー!
                  すごいっすごいっ。

                  失せモノに悩む皆さん、メモしてください
                  「ながきよの とおのねむりの いまめざめ なみのりぶねの おとのよきかな」
                  ポーラ先生、ありがとうございました!

                  http://uranaisu.hatenablog.com/



                  | 立石 義江 | いつもの日々 | 07:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  懐かしの北階段
                  0
                    出勤、まずは従業員エレベーターで新館のロッカールームへ。
                    食品売り場のエプロンは恥ずかしいくらい
                    鮮やかなピンクのエプロンと三角巾。
                    いつもエプロンのリボンが立て結びになってて
                    同僚や先輩から結びなおしてもらう。
                    開店前の売り場を通り抜け、連絡通路で本館へ。
                    下りの従業員エレベーターを待つのももどかしく
                    北階段を地下まで駆け降りる。
                    地下の食品フロア、きらきらしたケーキが並ぶ洋菓子に比べ
                    和菓子の売り場は九州銘菓やおかきが主流でちょっと地味。
                    ガラスケース1台で絶大な売り上げを誇る
                    福砂屋のカステラ担当のおばちゃんは
                    「今日も3ケタ売った。」といつも誇らしげ。
                    明太子の試食をちびりと食べる私を
                    「これくらい食わんと味がわからん」とどやしつけたバイヤー。
                    「パンは生鮮食品だから、本当はその日に焼いたものをその日に食べてほしい」と教えてくれたバイヤー。
                    おはようと女子社員のお尻をぽんと叩いて、
                    「おばちゃんも平等にさわらなけ、俺もたいへんなんぞ」というマネージャー。
                    かく言う私も新入社員のくせして、
                    二日酔いで出勤して、食べ物の匂いに耐えられず
                    早退したこともある不良社員。
                    そんな私を「あら、立石さん、つわもの」とにぎにぎしく
                    はやしたてる、にぎやかで愛すべきマネキンさんたち。

                    たった3年。もう20年も前の話。
                    社会人としての私の原点。
                    まだ百貨店が夢や憧れで彩られていた時代。
                    泉のマークより、角岩マークに誇りを感じていた時代。

                    | 立石 義江 | いつもの日々 | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    半分ですね。
                    0
                      7月ももう半ばをすぎてからこういうのもなんですが
                      6月終わって一年の半分が終わったわけですね。
                      今年の前半
                      観劇・落語・ライブの部門が42本、映画は41本。
                      上には上を行く人がいることは百も承知ではあるけれど
                      これ、単純に倍にしたら結構な数字ですよ。
                      もう、我ながらあきれる。

                      3.月の落語月間からの
                      4.5月は芝居が1本ずつとそこそこ忙しくやってたはずなのに
                      なんでこうなっちゃうんだろう。
                      6月もこんな内容のブログ書いて、自分への戒めにしようとしたはずなのに。
                      厳選しようと情報を集めては、よけいにどれも観たくなるという逆効果。
                      これだけの娯楽とその情報があふれてる中で
                      ちゃんと「選んで」芝居や落語を観に来てくれるお客様の
                      ありがたさが、本当に身に沁みます。

                      それと同時に「これを観ないなんてけしからん」みたいなことは
                      簡単に言うまい、と心に誓う。
                      いや、今までだってそんな強い語調は使ってはなかったとは思うけど。
                      それでも、「こんないい芝居なのにお客さんがこれくらいとはもったいない」
                      「福岡の演劇人の姿が客席にあまり見えないのはなんだかなー」みたいなことを考えたのはしょっちゅうだったわけで、でも改めて自分が選ぶ側の立場でみると
                      時間もお金も無尽蔵ではないなか、やっぱり「選んで」いくしかない。
                      いや、もう何かを「観る選択」は簡単。物理的な事情で「諦める」のは残念だけどしょうがない。自ら「観ない選択」することがどれほど苦しいか。
                      「素晴らしいから借金してでも」とか「仕事休んででも」観るべし、なんてことも
                      やっぱり言えない。だって借金してでも見たい作品は次々と生まれてくるんだよ。
                      芝居も映画も、たぶんあらゆるアート作品が、なまものであり
                      時代とともに生まれ育ってゆくものである以上、借金してでも見たい作品は
                      生まれ続けるし、そう信じているから、本当に借金し始めたら大変なことになる。
                      だからと言って、情報収集不足、勉強不足を肯定
                      する気もさらさらないし、
                      今日も財布の中身とスケジュール帳とをにらめっこしながら
                      「選ぶ」楽しみと苦しみに悶絶し続けるわけです。

                      | 立石 義江 | いつもの日々 | 13:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |