MONO「その鉄塔に男達はいる」
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    2020年3月8日 北九州芸術劇場小劇場

    このご時世によくぞ大阪から来てくれた、公演をうってくれてありがとう。
    そしてこのご時世にこの作品かぁ・・・となんとも言えない気持ちに。
    争いは些細なことから起こる。
    ちょっとした感覚の違いの押し付け合いやすれ違い。
    気を使ったことが裏目にでることもあれば、
    反動から火種が大きくなることも。
    個人と個人なら小さなことが
    組織単位だと面倒なことになったり・・・


    22年前、98年の作品をオリジナルキャストで再演。
    そのままのキャストってところがね、MONOでなくてはできない技で。
    争いの中での演劇人というか、娯楽やアートのあり方というのは永遠のテーマで、
    下手するとそれだけで「反戦」や「反体制」しまうわけで。
    ましてや、非常時という意味では今も十分、戦時体制なわけで・・・
    これ、キャストの年齢によっても随分印象が変わってたよね。
    若いキャストだと、より絶望感が増すことになったのか。
    MONOの若いキャストが演じる短編のほうに
    そこはかとなく、希望の芽がみえるけど
    よく考えたら時系列はこの順番通りなんだよね。
    彼らが小さな争いの中でも希望を託したこどもは
    結局争いの中で、最期をとげる。
    やだー、せめて時系列逆にしてくれよー。
    つらいー。




    | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 12:47 | comments(0) | - | - | - |
    ヒカリノオト「かいじゅうたち」
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      2020年2月24日 サイエンスホール

      ヒカリノオトの公演は9作全ての作品を観ているけれど
      今までで一番あと味悪く一番なまなましい作品だったかもしれない。
      誰にも共感できない、のに誰もの気持ちが痛く刺さる。
      作品の良しあしとか、好き嫌いとかを超えて
      否応なしにゆさぶられる感じ。
      登場人物はサチ以外は皆どこか歪みや闇を抱えているし、
      行方不明の女子中学生をめぐるサスペンスの色もあり
      ずっと緊張感の漂う会話。
      舞台セットやあかりの感じからも
      どこか海の底を想わすぼんやりと漂う感じ。
      それは決して心地いいものではなくて
      不安や不気味さにもてあそばれるよう。

      誘拐事件の結末としては
      意外さとつっこみどころが半々な感じ。
      もうひとつ狂気のようなものがないと成立しない気もするけれど
      事件は実はこのお話の核ではないからね。
      「母」という存在の
      逃げられない重さ、愛と呪縛。
      母にとっても娘にとっても。
      私は「母」になったことがないせいか
      こういう時にどうしても娘の視点で観てしまうのだけど
      結局一番共感するとすれば、
      出てくることはなかった愛子かもしれないなぁ。
      もちろん彼女のしたことは「大きなお世話」なんだけど
      そういうことしがちなところもね、
      いつだってひとこと多い・・・


      | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 13:25 | comments(0) | - | - | - |
      「罪のない嘘 毎日がエイプリルフール」
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        2020年2月20日 福岡市民会館

        「アパッチ砦の攻防」。
        初演は三谷幸喜が東京ヴォードヴィルショーにかきおろした1996年。
        私は翌年あたりの地方公演で大笑いしながら観た、はず。
        はず、なのになぁ。
        なんか、ちょっと笑えない。
        もちろん、ムフフ、フフッと笑いが漏れることは何度もあったんだけど
        昔はもっと痛快に爆笑したような気がするんだけどなぁ・・・

        [狼擦脳个┐覆ぁ
        三谷さんの脚本とはいえ、ちょっと古い作品になってしまったのか?
        ムリがあるところが笑いどころのはずなんだけど、
        なんというか、いろんな設定がすべて力技で笑えない。
        ⊆臾鬚裡尊遒気鵑凌半ー蠅鮠个┐覆ぁ
        B作さん、芝居の作り方は変えてないとは思うんだけどなぁ。
        彼が年齢を重ねて貫録というか大物感でちゃった分だけ
        憎めないダメンズにならなくなっちゃったのかなぁ。
        虚勢はって大きく出てる人、
        じゃなくてほんとに上からモノ言う人みたいになっちゃうからかなぁ。
        私が年齢とって説教くさくなって笑えない。
        タイトルの「罪のない嘘」からして
        いや、罪ありまくりじゃないかーい、ひとんちに入りこんでさー。
        と思ってしまった。
        私がおばちゃんになっちゃったのかしら?
        でも客席のおばちゃん達、よく笑ってたけどな。
        で笑が来るところで笑えない。
        全体的によく笑いのおきてる客席ではあったけど、
        タイミングがよかったというか、悪かったというか。
        鈴木杏樹が不倫する妻の役。
        彼女が不倫に関するセリフを言ったり、不倫を責められたりする度に笑いがおこる。
        これ、もともとの脚本で笑うところじゃないよねーってとこでも。
        まぁ確かに「あーそうなるよねー」とムフフ笑いの漏れるところではあるけれど
        割と爆笑系の笑いが来るのよねー。
        なんかTVのバラエティ観て笑ってるんじゃないんだからさぁ、という気になった。
        B作さんとあめくさんの夫婦漫才的なとことか、
        高校生の娘役の役者さんがいじられるとことか、
        鶴太郎さんが小林旭っぽくしゃべるとことか、
        このあたりもバラエティ的笑いではあるけど
        でも「あり」だとは思うので、自分でもうまく言えないけどさ。

        いや、ちゃんと笑わせてもらったし、
        B作さん息切れしながらも活躍だったし、
        楽しませてはもらったのにこんだけ書いて申し訳ないとは思ったけれど
        何がもやもやしたのかちゃんと文章にしてみたかったので。


        | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 13:16 | comments(0) | - | - | - |
        「キレイ 神様と待ち合わせした女」
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          2020年1月14日 博多座

          なんとも不思議な感覚。
          博多座のような大劇場にふさわしい堂々たるミュージカル。
          もちろん生のオーケストラ演奏だし、みんな歌もうまい。
          でもやっぱりストーリーとか小ネタとか小劇場の匂いがするよね。
          ここまで大きくなった「大人計画」を小劇場演劇と呼ぶかどうかって問題はあるけれど。
          小劇場という言葉は文字通り「小さな劇場」でもあったけど
          あの当時の時代の流れで起こってきた演劇をさすわけだから
          NODA MAPや新感線、そしてこの大人計画と堂々たる大劇場クラスの芝居をやってても
          私の中では小劇場演劇。
          いや、「小劇場系商業演劇」みたいな別ジャンルになるのかなぁ。
          とまぁ、話がそれてしまったけれど
          大人計画はNODA MAPや新感線よりも小劇場の匂いが色濃いんだよなぁ。
          松尾さんのギャグのセンスかしら。
          出演してる役者さんの持つ空気のせいかしら。

          民族間の戦争の続く近未来、
          テロリストに誘拐されて10年監禁され
          外の世界を知らずに育った少女はケガレと名乗り、
          戦争の中、逞しく生きる人々と出会い、
          金を稼ぎ、生きていくことを覚える。
          生きるために犯され汚れた過去の少女と
          金に執着し、世俗の中でケガレていく現在の姿。
          人はケガレなければ生きてはいけない。
          むしろケガレてまみれて生きた先にしかキレイはみえないものなのか。
          どっちかというと私はカネコキネコのように生きていきたいわー。
          時代と共に変化しながらも、自分にまっすぐかわらない。
          何しろ猿時さんが演じてるから
          見た目のインパクトはあれでしたけど
          ある意味とても「キレイ」な女性だと。
          1階の良い席だったので
          間近にみる麻生久美子も生田えりかも、
          もちろんきれいで眼福だったことも書いておこう。



          | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 12:55 | comments(0) | - | - | - |
          鏡の中のお姫様
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            「ストリップ」
            2020年1月18日 広島第一劇場

            あいかわらず年に4.5回はストリップ劇場には通っているが
            最近こうしてブログに感想書くことはあまりなかったな。
            久しぶりに広島の劇場まで遠征したので書き留めておこう。
            あのタッパが高く鏡が美しい劇場で
            わかみほさんとアゲハさんのシルクが観られるのは
            私的には神香盤。
            今回もどちらの踊りにも泣けた。
            でもちょっと涙の質、というか想いが違うことに気付いた。
            わかみほさんは女神様。
            彼女の慈愛に満ちた笑顔をみると
            「赦された」みたいな気持ちになって
            満たされた涙が流れてくる。
            アゲハさんは天使。
            でもどこか幸薄げなのよねー。
            何かを求めて求めて
            でも満たされない切ない涙。
            シルクの技も優美なわかみほさんと
            スピードのアゲハさん。
            広島第一劇場は側面の壁の鏡が天井の鏡と映し合って
            万華鏡の中に閉じ込められたおとぎ話のお姫様のような
            美しい踊り子さんの姿。
            手が届きそうな目の前に踊ってるご本人がいるのに
            横目で鏡を見ずにはいられなくて
            失礼かしら、といつもドキドキ。

            | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 12:54 | comments(0) | - | - | - |
            万能グローブガラパゴスダイナモス「甘い手」
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              2020年2月13日 福岡市美術館ミュージアムホール

              結成15年、メンバーに入れ替わりはあるものの
              ベテラン劇団の域にはいろうかというガラパが「学園もの」?
              正直何でいまー?なんて気持ちで見に行ったんだけど
              若いメンバーが増えた今のガラパならではの「学園もの」になってて
              とても面白かった。
              悪役のいない王道コメディ。
              そして一度お客さんに愛されたキャラクターは
              もう何をやっても笑いがとれる、というすごく心地いい笑いに満ちた初日だった。
              ヒロシ君のしょっぱなからの愛され感はそういう脚本だから、
              というよりやっぱり人柄かな、キャスティングの勝利。
              だんだんに愛されキャラに育っていくゆかりんやヤンキー君たちがまた愛おしい。
              まさかまさか、ゆかりんのカラオケルームのシーンで泣かされるとは思わなかったよ。
              「笑いながら泣く」ってコメディでは最高のシーンだと思う。
              英さんは、愛されキャラ達の炎をあおるうちわのような存在。
              彼女がみんなを愛することでお客さんも安心して登場人物を愛することができる。
              川口君、うちの英美の使い方を心得てるぜ。
              それぞれの背景、伏線を残さずきっちり回収してくれた技も含めて
              よくできた脚本だと思ったよ。

              前から2番目という良席をいただいて、
              若者の顔の区別がつきづらいおばちゃんにも
              それぞれのキャラがしっかり刻まれた一方で
              「若いなぁ」というむき出しの声がちょっとわんわん来すぎて、
              個人的にはもう少し後ろの席で観ればよかったかなぁという感じ。

              カーテンコールのお客さんからの「おかえり」にはぐっときたよね。
              あれを舞台側から観たらどんなに嬉しいか・・・
              あったかい、いや、熱いファンが沢山。
              ガラパさん、幸せだね。

              | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 14:50 | comments(0) | - | - | - |
              「葵上」
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                2020年1月10日 ぽんプラザホール

                三島の作品が特別に好きってわけじゃないけど
                なぜかこの「葵上」は何度も観てる。
                能の題材にもなるくらい、もともとの源氏物語の「葵上」が
                幻想的で面白いモチーフだということなのか。
                演出家コンクールにも使われたりと
                演出家には面白い題材ということなのかしら。
                ただ私は美輪さんバージョンも観てしまったので
                やっぱり美輪さんの為に書かれた脚本だという気がして
                ハードル高いよなぁと思ってしまう・・・

                さとさんの演じる康子は十分に妖しく
                彼女の和風美人の顔つきや和洋折衷な感じの優雅な衣装とも
                とてもマッチしていた。
                個人的には前半の看護婦の時の押しの強さの方が好きだけど(笑)。
                鶴賀君の光は、ポケットに手をつっこんだ立ち姿が現代若者っぽいしぐさ。
                そう言えば、いろんなバージョンみた割にはこの光側というか
                男性側の視点はどうなってるんだろうといつも思うんだよなぁ。
                夫人のあの妖しさに巻き込まれていくのが本筋だとしても、
                もともとは男のずるさとか
                根拠ない自信とかいろいろあったんじゃないかしらとか、ね。

                演出的にも仕掛けが多い舞台。
                あの別荘の思い出のシーンは
                単なる回想シーンではなく、夫人が源氏を魔法にかけるような場面だから
                やっぱり何かの仕掛けが必要だよね。
                本家本元はほんとに船がでてきてビビりながら苦笑したけど(笑)。
                キラキラした花吹雪(?)が本当に「魔法」のようだった。
                本水使いも面白かった。
                前半は眠る女性と静かな水面を重ねて
                後半は・・・
                いい男は濡らしとけば色っぽいんだろ、ってことで
                それはそれで正解!

                お能の方は・・・
                正直、何の知識もない私にはさっぱりでした。
                いや、もちろんお話の筋は知っているのだから何をしているかはわかるのだけど、
                歌舞伎のイヤホンガイド的なものが欲しかったかも。
                この動きは何を表してる。
                これはこういう美学の上に成り立ってる。
                みたいな知識がない私にはちょっと難しかったな。
                勉強不足でごめんなさい。


                | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 17:44 | comments(0) | - | - | - |
                「2019年 この10本 演劇編」
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                  「2019年 この10本 演劇編」

                  2019年の観劇本数は、ライブや落語も含めて86本。
                  昨年のこの記事も「今年こそ減らす」と書いてるけど2018年もまったく同じ86本だったみたい。
                  懲りないね。
                  観劇がらみの遠征が東京2回 大阪1回。
                  東京で観たものや、来福劇団、商業ベースのものが増えると必然的に地元劇団が減る。
                  だからといってジャンル分けするものでもないしねぇ。
                  案外、ここであげた作品ほどブログに感想が書けていない。
                  あれもこれも、書きたいこと欲張りすぎるからいけないんだろな。

                  観た順番で順位はなしで。

                  「ただいま」劇団こふく劇場
                   唄うように踊るように日常をつむぐ。幸せになりたいね。
                  「ドキュメンタリー」劇団チョコレートケーキ
                   緊張感ある会話劇。情報量の多さをちゃんと見せる役者の気迫もさすが。
                  「ポストモダン」彗星マジック
                   尺の長さを感じさせない展開と魅力的なキャラクター。衣装も素敵だった。
                  「DAS ORCHESTER」パラドクス定数
                   ナチスドイツの迫害の話を楽団の目を通して。演劇人らしい視点に唸る。
                  「福島三部作」DULL-COLORED POP
                   三作品とも好きだし、本当によくこんな作品つくったなと思うのであえてまとめてカウント。
                   しいていうなら「1986メビウスの輪」が一番好き。清志郎に観てほしかったな。
                  「もものみ」演劇関係いすと校舎
                   遠くで聞こえるドアのあけしめ、階段を昇る音。どうしてもあの劇場で味わってほしい。
                  「Q」NODA MAP
                   クイーントリビュートというよりもシェイクスピアとがっぷりよつ。
                   哀しくて美しくて静かな怒りにみちている。
                  「組曲虐殺」こまつ座&ホリプロ
                   こんなに歌が言葉としてすんなり入ってくるのはなぜだろう。よくぞ今の時代に再演してくれました。
                  「ハッピー・ラブリー・ポリティカル」飛ぶ劇場
                   「ポリティカル」の按分具合が実にお上手。それを支える役者の確かさよ。
                  「ドクターホフマンのサナトリウム」
                   どこまでがカフカでどこまでがケラさんか、いつまでもその迷路で迷っていたい。

                  ここに入れてはいないけど、「あなピグモ捕獲団」「HALL BROTHERS」「ヒカリノオト」と
                  地元でコンスタントにいい作品を作ってくれる劇団もちゃんとある。
                  キビるフェスで観た作品が3本入っていたりと福岡でのこの企画もありがたい。
                  あと2019年は博多座さんに本当に感謝。
                  新感線が博多座で観られたり、平成中村座を小倉で観られたり、幸せな観劇体験を沢山させてもらった。



                  | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 06:59 | comments(0) | - | - | - |
                  こまつ座&ホリプロ「組曲虐殺」
                  0
                    2019年11月04日 博多座

                    初演は10年前。
                    お話の舞台は90年近く前、昭和初期。
                    プロレタリア文学が、労働運動や反戦運動が弾圧された時代。
                    なのに、まるで「今」この時代のために書かれたように胸にせまる。
                    戯曲の力、演出の力、役者の力。
                    演劇だからこそ、の力を感じられてすごく幸せな時間をすごした。

                    お話は怖ろしい話だ。
                    労働者や弱者のための活動を続けた小林多喜二と彼を支えた女たち、
                    彼を追いかける特高の男たち。
                    「こんなひどい迫害があったなんて信じられない」とか
                    「これは昔の話だから」とかではすませられない。
                    今の日本の現状を思うとむしろこの時代に戻っていっているのではとさえ感じて
                    背筋が寒くなる。
                    それでも折れない、希望を捨てない、彼らの姿に胸が熱くなる。
                    「悪い人」が誰もでてこないのもこのお話の救い。
                    刑事の二人のやりとりはどこかユーモラスだし、
                    彼らだって貧しい暮しの中で育ってきた弱者なのだ。
                    それぞれのかけがいのない時間の告白からのおしくらまんじゅうに滂沱の涙。
                    活動の理屈や理論とは別に
                    いつも人としてのまっとうさを示してくれるお姉ちゃん。
                    ほっこりとした笑いを誘いつつも弟を信じる芯の強い女性に高畑さんがベテランの味。


                    初演・再演とも評価が高い作品だということは知っていたけど、
                    予想以上によくて、もうもう感激。
                    ジャンルの違うものを比べてはいけないけれど、
                    それでも私が博多座でみたお芝居の中で最高と言っていいくらい。
                    音楽劇?ミュージカル?
                    その違いはよくわからないけど、ミュージカル苦手な私にもすんなり入れた。
                    私ね、突然歌うからミュージカルが苦手なわけじゃなくて
                    歌の部分が「セリフ」や「言葉」としてちっとも入ってこないのが苦手なんだ。
                    歌い方が違うのかしら?
                    小曽根さんのピアノだけのシンプルな演奏もよかったのかしら?
                    セリフのように、自然に歌詞が入ってきた。
                    お話の筋とは関係ないけど、女性キャストがうたう「とよたまの月」の歌がすごくよくて、
                    なりゆきで決めたけど「月光亭」ってすごくいい名前だなーって思った。
                    月の光は懐かしく大切な人のことを思い出させてくれる。




                    | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 12:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    どくんご「誓いはスカーレットθ」
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                      2019年11月10日 清流公園

                      生きるなら明るいほうがいい。
                      死ぬなら素早いほうがいい。

                      ああ、本当に刹那に輝き、消えていく。
                      彼らが自ら言うとおり、どくんごの芝居にはストーリーがない。
                      だからあとには残らない、のに、あとをひく。
                      お話がない分、瞬間の光や言葉が断片的に
                      しかも強烈に焼き付いては消えていく。
                      とびだすポエム。
                      大人の紙芝居。

                      今回はどいのさんの歌と
                      2Bさんとさつきさんのワルツの掛け合いがたまらんかった。
                      コンビナートの灯と水のゆらめきにうっとり。
                      個人的には、2Bのぽんぽんのしたり顔と
                      さつきさんの「なつー」の時の足がツボ。



                      | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 13:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |