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    ナショナルシアターシリーズ「イェルマ」
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      2018年10月3日 中洲大洋 演出:サイモン・ストーン

      え?これ舞台なの?
      もちろん私は映像を通して鑑賞したわけだけど、
      登場人物とともに数年を過ごしたかのような密な時間のつくり方は
      じっくりと時間をかけて撮影した映像作品のよう。
      怒涛のような数年分の希望も絶望も焦りも苛立ちも、
      すべてを数時間の舞台で経験するって役者としては過酷だろうなぁ。
      なんてつい、役者の側から考えてしまう。

      1934年に書かれたガルシア・ロルカの戯曲が
      現代のロンドンの、いわゆる妊活に苦しむ夫婦の話になる。
      原作を知らずに観たのだけれど、
      いつの時代の女性たちも
      ロルカの描くどろどろの情念からは解放されないということか。
      スペインの明るい太陽、光に対する影の部分があの情念ならば
      この演出での光は、キャリアやSNSのフォロワー・スタイリッシュな生活なのか。
      生む性の抱える性愛の呪縛。
      何を手に入れようと解けない呪い。
      目を背ければ女でなくなるようでそれもまた怖ろしいんだな。






      | 立石 義江 | 映画観る日々 | 14:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      「シンプル・フェイバー」
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        2019年4月1日 ユナイテッドシネマキャナルシティ13 監督:ポール・フェイグ

        予告編を観てすごい期待してたのに、
        映画友からちっとも評判が聞こえてこない。
        んー、そうか。あのオシャレな予告編は
        まさに「オシャレな映画」ってことだな、
        とハードルをかなり下げてから見に行ったので、
        まぁそれなりに楽しめた。
        ブレイク・ライブラリーのゴージャスさとか、
        アナ・ケンドリックのダサかわいさとか、
        ヘンリー・ゴールディングのムダーにハンサムでみごとなヒモっぷりとか。

        お話はね、「ゴーンガール」みたいなおしゃれサスペンスを期待していたら、
        豪華な2時間サスペンスだったという感じ。
        前半の二人が友達になってく過程の
        「こいつ何たくらんでるんだ?」感とか
        コメディかと思うほどのアナの探偵っぷりとかは
        笑えたんだけどね。
        ラストに向けての
        「実は○○でした」
        「実は警察が見張ってるのよ」
        「実はそれに気づいていたのよ」の「実は」合戦がすごい。
        予告編では思わせぶりだった
        上司や画家の女がほんとに思わせぶりだけで終わるとかね。

        ママ友あるあるのやりとりは日米共通なのかしら?
        アナの動画ブログがすごくアメリカ的だなぁと思った。



        | 立石 義江 | 映画観る日々 | 12:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        「寝ても覚めても」
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          2018年9月26日 KBCシネマ 監督:濱口竜介

          せつなくてせつなくて胸が痛い。
          鮮烈で残酷で、とても美しい恋愛映画。
          大学生の朝子は写真展で出会った麦と運命的な恋に落ちるが、
          ふらふらとつかみどころのない麦は突然に彼女の前から姿を消す。
          2年後、朝子の前に麦と同じ顔をした男亮平が現れる。
          同じ顔でも全く違う性格、まじめで誠実な亮平。
          戸惑いながらも亮平に惹かれ、つきあうようになった二人。
          穏やかな暮らしを続け、ついに結婚を決めた朝子の前に突然麦が現れる・・・

          よく女の恋愛は上書き保存というけれど
          叶わなかった恋や、ふいに失った恋は後をひく。
          周りの反応ではどちらかというと女性には評判よし。
          男性からは非難ありという印象。
          優しい婚約者をふりきって突然現れた元カレと走り出す、
          かと思うと逃避行の車を止めてまた婚約者のもとに帰る朝子。
          わけがわからない、共感できないという声も聴く。
          当たり前だ、そんなん私だってわからんわ。
          なのにせつなくて泣けてくるのだ。
          昔亡くした恋人に似た人を街で見かけた時のように。
          自分の中で年齢をとらない彼と年齢を重ねた自分の差に気付いた時のように。

          「寝ても覚めても」のタイトルどおり。
          朝子がうたた寝にまどろむシーンがいくつかある。
          移動の車の中で、麦を待つ部屋の床で。
          突然大切な人を失くした時、それが夢ならいいのにと思う。
          でも、もしかしたら楽しく同じ時間を過ごしたことのほうが夢だったのかと思う。
          そんな夢とうつつを行き来するような感覚。


          | 立石 義江 | 映画観る日々 | 13:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          「ROMA」
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            2019年3月10日 イオンシネマ大野城 監督:アルフォンソ・キュアロン

            何と言ったらいいんだろう。
            派手な映画ではないのに、「あー映画観た―」という多幸感溢れる映画。
            モノクロの画面から浮かび上がる光と影。
            生活音や街の音、犬の鳴き声、
            タバコの煙や土ぼこり。
            クライマックスの荒れる海と車の窓に映る空。
            色や匂いや手触りが立ち上がってくるような映像に
            いつまでも浸っていたかったような
            幸せな気分で映画館をでた。
            学生の頃、フェリーニの映画とか観て
            正直わけもわからず、でもなぜか映画をみた満足感でいっぱいになった。
            そんなことを思い出した。
            決してハッピーエンドとは言えない
            地味で哀しい女たちの映画なのにね。

            あまり予備知識を入れずに映画をみたので
            最後まで「ROMA」というタイトルの意味がわからなかったけど。
            舞台となったメキシコの中産階級の家庭のある町の名らしい。
            てか、あれで中産階級かぁ。使用人何人かおるし。
            初めは、白人にこき使われてるインディオの女性に
            ちょっと同情的な目を持ってみてるんだけど、
            ちゃんとこの家族と彼女との絆があって
            波風いろいろあった家族の再生の物語にもなってる。
            最低の男たちと強く生きる女たち。
            でも、決して拳をふりあげて「私たちは強く生きるぞー」なんて
            声高に叫ぶわけではなくて。
            ただ淡々と。
            でもいつか、あの医者の旦那や、格闘家の彼氏に
            「ざまあみろ」と言えるくらいの
            彼女たちの幸せな姿を観たいなぁ。

            普段からイオンシネマはチェック対象外の映画館で
            配信用につくられたこの映画が映画館で公開されるとは知らなかった。
            むしろ、何で配信で?と思うくらい、映画館で観るべき映画。
            公開してくれたイオンシネマに感謝。
            おすすめしてくれた映画友に感謝。
            そして、たまたま日曜一日お休みの日に観に行けたタイミングに感謝。
            余談ですが、めったにいかない春日原まで行ったので
            ちょっと調べてみたらよさげな酒屋角打ち情報発見。
            こっちでいいのかなーとJR春日駅の方に向かっていたら
            ダンディなおじさまから「イオンはこっちでいいですか?」と道をきかれた。
            「何で地元民じゃないのに道聞かれたんだろう?」と思いながらも
            勝手に「あのおじさまもROMAのために初めてイオンシネマに行く人に違いない」
            と決め付けてニヤリとする。
            映画との出会いも舞台と同様一期一会。
            今この映画と出会えた幸せをよい角打ちに出会えた幸せと一緒に持ち帰る。

            | 立石 義江 | 映画観る日々 | 13:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            「翔んで埼玉」
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              2019年3月5日 ユナイテッドシネマももち 監督:武内英樹

              あんまり考えなくていいお気楽映画気分だったのと
              他に時間があう映画がなかったという消極的選択肢で
              なぜか観てしまった「翔んで埼玉」。
              バカだなー、本気でバカやってんなーと声出して笑えるし、
              希望通りのお気楽映画だったけど
              正直、別にスクリーンで観なくてもいいか。
              まぁ人生にはダラダラと漫画を読むような時間も必要さ。
              マンガのような映画、てか、マンガ原作だもの当たり前だよね。

              GACKTはどこまでも美しく
              男装の二階堂ふみちゃんはいじらしくかわいい。
              てか、ふみちゃんが男の子をやることでBL要素をソフトにしたのかなぁ
              なんて思ってたら、伊勢谷さんとGACKTの妄想シーンが・・・。
              正直こっちのほうが萌えましたわ(笑)。
              京本正樹と麿赤児が兄弟って「白塗り」つながりかよ!とか
              埼玉内部の戦いなんて、九州人にはわかんねーよ!とか
              ツッコミどころ満載。
              大人がくだらない(ほめてる)ことを真剣にやるのは嫌いじゃない。
              でも一番笑ったのはタイトルロールのはなわの歌かな。
              ご当地キティちゃんが犀かぶって玉乗りして「さいたま」って・・・
              埼玉のなんにもなさとキティちゃんの無節操さの両方に笑える。
              そして、埼玉県人も佐賀県人に言われたくねーよ、
              とさぞかしつっこみたかったことだろう。

              こういうおバカ映画のこってり演技ってお決まりのパターンで
              そうとしかやりようがないのはわかるけど
              芝居としてはちょっと飽きてくるよね。
              そう考えるて思い出すと同じようなマンガ原作とは言え
              「帝一の國」とかほんとよくできてたんだなと思う。
              菅田君や剛太郎さん、芝居上手い人で固めると
              こてこて芝居ばかりでも決まるもんだなと。
              いや、この映画をディスる気持ちはさらさらないけど
              やっぱり美しさだけではちょっと持たない感じもしたな

              | 立石 義江 | 映画観る日々 | 12:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              「教誨師」
              0
                2018年11月26日 KBCシネマ 監督:佐向 大

                この映画で初めて知った「教誨師」というお仕事。
                刑務所で受刑者に対して説教し、罪を悔い改める手助けをする宗教家。
                大杉さん演じる牧師佐伯は6人の死刑囚と対話する。
                てか、映画はほぼ密室での対話のみ。
                佐伯の回想シーンはあるけれど
                死刑囚がどんな事件を起こしたのかも
                会話の端々から観客は想像するしかない。
                外界とのコミュニケーションが一切ない死刑囚たちにとって
                教誨師である佐伯は唯一の話相手でもある。
                彼に心開く死刑囚もあれば、
                全く反省の色をみせない者、ただの話相手のように扱う者もいる。
                自分の無力さや言葉のむなしさに悩みながらも
                真摯に死刑囚と向き合い続ける佐伯。
                生と死と
                犯罪と社会と
                そして自分自身の過去とも向き合い続ける佐伯の姿は
                役者としての大杉さんの姿とも重なってくる。
                「演じる」ということはそういうことなのかもしれないなと思った。
                自分の演じる人物にとことん向き合うこと、
                自分の過去や自分の中にある触れたくない部分にも向きあうこと。
                「宗教」というより大杉さんの役者としての哲学みたいなものに
                触れた気がした映画だった。
                宗教を通じて人と向き合うのが教誨師さんだとしたら、
                私たち演劇人(と言う言葉が適切かはわからないけど)は
                「演劇」を通じて人と向き合い、
                社会や人生と向き合おうとしているのかも知れないな。
                この映画とは関係ないけど、鴻上さんの人生相談を思い出した。
                本当に相談者の気持ちに寄り添って、さらにそのひとつ先の、
                相談者自信がうまく言葉にできない部分までふみこんで、
                しかもそれをきちんと言葉にしていく彼の回答はいつもおみごと。
                「演劇」ととことん向き合ってきた鴻上さんだからこその言葉なのだろうと
                思っていたこととこの教誨師というお仕事が重なった。
                本当の宗教家の人からは怒られるかもしれない感想だけど。

                死刑囚を演じる役者さんの一人に
                監督の友人である素人さん、というと失礼だけど
                本当に普通の寝具屋さんの男性がいて、
                ごくごく普通の人が「死刑囚」という特別な人間になってしまう、
                そのことが怖ろしくもリアル。
                いや、もちろん6人の死刑囚の役者さんはみんなよかった。
                玉置玲央君は「人殺しの目」をしていたし、
                彼が映画初出演にして、この役で毎日映画コンクールの新人賞をとったことは
                とてもうれしい。
                舞台役者であった大杉さんからバトンを渡されたような賞をもらって
                ますます活躍の場を広げていくんだろうと。

                | 立石 義江 | 映画観る日々 | 14:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                「メリー・ポピンズ・リターンズ」
                0
                  2019年2月15日 中洲大洋 監督:ロブ・マーシャル

                  面白くなかった、わけじゃないのよね。
                  前作は未見だけど、あの時代の王道なミュージカル映画のつくり。
                  点灯夫のダンスとかほんと心ときめいた。
                  地味なかっこだけどみんなイケメンだし。
                  エミリー・ブラントはまさにパーフェクト。
                  「オール・ユー・ニード・イズ・キル」や
                  「ボーダーライン」のイメージがあったから
                  エレガントかつ厳格、ツンデレな彼女にはちょっとびっくりした。
                  子供たちもちょーぜつかわいい。
                  メリーが歌ってくれた唄を
                  今度はお父さんのマイケルに歌ってあげるシーンたまらん。
                  一番のお気に入りは衣装。
                  レトロなデザインの
                  ヨーロッパらしい色のきれいな衣装。
                  空想の世界の中にまぎれこんだ時のキャンディみたいな色合い。
                  ラストの公園のシーンのジェーンの衣装とか
                  そのまんま着たい。
                  音楽もエピソードも、前作のファンならば
                  もっともっとディテイルまで楽しめるに違いない。

                  で、私はのれなかったのである。
                  というか、一気に冷めたのである。
                  それもクライマックスで。

                  返済期限の真夜中までにと車を走らす父。
                  子ども達とメリー・ポピンズは点灯夫たちを引き連れ
                  ビッグ・ベンの針を遅らせてせめて5分の時間稼ぎをしようとするシーン。
                  ロンドンという街ならではの心ときめくしかけのはずなんだけれど。
                  点灯夫達は、商売道具のはしごを駆使し、知恵をめぐらせ
                  ようやくビッグ・ベンの時計の中までたどり着く。
                  でも、どうしても針に到達する手段がない。
                  さぁ、どうする?絶対絶命・・・
                  ここでメリー・ポピンズが傘で空中に舞うおなじみの姿で登場、
                  すんでのところで針を5分遅らせ、一家は窮地をぬけだす。
                  点灯夫たちも、子供たちもメリーに大喝采。
                  だけど、私の気持ちはえー!!と一気に冷める。
                  じゃあ最初から傘で飛べよ!点灯夫たちの努力は何だったんだよ!!

                  無事に株券を貼った凧を頭取の前にさしだし、
                  パズルのようにバラバラになった株券を並べなおすが
                  どうしても1ピースみつからない。
                  サインのある肝心の場所がなければ無効と言われ、家族は再び窮地にたつ。
                  ここで救いの神とばかりに登場するのが、前作にも登場した前の頭取。
                  えー、またこのパターンかよ。
                  こういう唐突などんでん返しされると覚めるんだよねぇ。
                  しかも、何でマイケルは株券の裏に家族の絵を描いたの?
                  昔のこととはいえ、3人の子どもがいる立派な大人なすることとは思えない。
                  しかも、株券を探している最中に、裏に落書きがあるからって捨てますかね。
                  なんかお話がご都合主義。
                  メリー・ポピンズだから、ハッピーエンドじゃなきゃとか
                  細かいこと言うな、とか言われそうだけど
                  メリーや点灯夫のジャックの存在などファンタジーな部分があるからこそ、
                  こういうとこ雑にやっちゃいけないんじゃないかしら?
                  まぁ、私は父マイケルのようには子供の心を取り返せなかったってことでいいですけど。
                  えぇえぇ、大人ですから。



                  | 立石 義江 | 映画観る日々 | 12:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  「シェイプ・オブ・ウォーター」
                  0
                    2018年3月5日 中洲大洋 監督:ギジェルモ・デル・トロ

                    なべにおとされたゆでたまご。
                    バスタブにあふれる水。
                    想像をかきたてる彼女の吐息とゆれる水面。
                    のっけからタイトル通りの「水」の美しさに心奪われる。
                    乱暴な言い方をすれば
                    「グロテスクな半魚人」と「お掃除のおばちゃん」の恋物語。
                    なのに、これはメルヘン。
                    人魚姫。
                    男女を逆転した人魚姫のようでもあり、
                    言葉を失くし人の世界でひっそり生きていた人魚姫を迎えにきた
                    人魚の王子さまの話のようでもある。
                    だって、グロテストな鱗の奥の王子の瞳はあんなにつぶらで、
                    お掃除おばさんの制服を脱いだ姫の身体はあんなにも少女のよう。
                    バスルームを水で満たして抱き合うシーンが大好き。
                    その翌朝のガールズトーク(?)も。
                    水びたしになったイライザの部屋の階下はレトロな映画館で
                    まさに、レトロな中洲大洋のメインホールでこの映画を観られたのも幸せだった。
                    緑色のキーライムパイはちっとも美味しそうじゃなかったけど
                    ジャイルズのせつない思いに共感して1ヶくらいならおつきあいして食べてもいいかな。




                    | 立石 義江 | 映画観る日々 | 18:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    「めんたいぴりり」
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                      2019年1月16日 中洲大洋 監督:江口カン

                      別に実話だから偉い、なんて普段は絶対思わないんだけどな。
                      主人公のモデルが知ってる人、ではないけどよく知ってる人の身内となると
                      やっぱりちょっと話が違ってくるよね。
                      いや、博多名物めんたいこの生みの親の川原氏と言えば
                      福岡の人の誰もが「知ってる人」な感じを持つだろう。
                      その人物をやっぱり福岡の人がよく「知ってる」博多華丸さんが
                      演じるんだから応援しないわけにはいかないでしょう。
                      何しろ、福岡の人はうざいくらいに福岡自慢が大好きなので
                      福岡から全国区になった「めんたいこ」も「博多華丸・大吉」も
                      ものすごく誇りにしてるし自慢したいのだ。

                      だからちょっと映画としての評価がわかんなくなる部分もある。
                      初めにドラマありきだったせいか、お話も小さなエピソードの積み重ねで
                      TV的とも言えるし、
                      主役の華丸さんの芝居がやっぱり、TVや舞台ならともかくってとこもあるし。
                      スケソウダラさん初め、彼を囲むキャラクターのコミカルさも
                      ドラマで「このキャラありき」で観てる人にはともかく
                      いきなり映画で観た人についていけるのだろうかとも思うし。

                      でももうそこは、博多新喜劇と割り切って楽しんでほしい。
                      明太子の特許をとらずに誰にでもつくれるようにしたのも、
                      福岡の文化には惜しまずお金をだしてくれるのも、
                      本当に事実に基づいていて、だからやっぱり
                      あの愛されるキャラ、華丸さんが演じるのが正解だと思うから。
                      あとね、「華丸・大吉」ファンには映画の中の二人の関係が
                      実際の二人もあんなかなぁとニヤリとする感じもみどころ。
                      そういう意味ではスケソウダラさんも大吉さん以外には
                      考えられないんだよねぇ。

                      とりあえず映画を観たあとはめんたいこが食べたくなる。
                      普段は米の汁のほうが好きな私も
                      炊きたてご飯にめんたいこがほしくなる。
                      ここはスーパーではなくて「ふくや」いや、「ふくのや」のめんたいこ
                      買いに行くかな、やっぱり。

                      | 立石 義江 | 映画観る日々 | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                      2018年映画ベスト10
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                        2018年の映画館での鑑賞本数は58本
                        バーフバリ3回、カメ止め2回、ボヘミアンラプソディ3回と複数回みた映画もあるので
                        実質は53本。
                        昨年が入院があっても70本(まぁ入院期間に外泊して映画みたりしたからね)。
                        その前は82本だったのを考えるとだいぶ減りました。
                        まぁ減らさな身がもたんな、と意図的にそうしたってのもありますが。
                        で、順位はつけずにこの10本、という選び方。
                        「バーフバリ 王の生還」
                        「セブンシスターズ」
                        「スリービルボーズ」
                        「シェイプ・オブ・ウォーター」
                        「万引き家族」
                        「カメラを止めるな」
                        「バトルオブセクシーズ」
                        「寝ても覚めても」
                        「ボヘミアン・ラプソディ」
                        「聖なる鹿殺し」

                        順位はつけず、と言いながらやっぱり「バーフバリ」と「ボヘミアン・ラプソディ」はダントツ。
                        圧倒的な映像・音、もちろんお話。
                        映画を観る楽しみとカタルシスがつまってる。
                        「ボヘミアン・ラプソディ」がゴールデングローブをとりましたけど
                        賞レースと的な観点だとやっぱり「スリービルボーズ」と「シェイプ・オブ・ウォーター」。
                        うまいなぁとうなる脚本、うっとりする水の景色。
                        「カメラを止めるな」は私にとっては小劇場演劇をみているようで、
                        別ジャンルという気もしますが、やっぱりおさえておきましょう。
                        映画や芝居をこころざすものにとっての夢でもありますし。
                        多くの人がいれそうな「グレイテストショーマン」は私の琴線には触れず。
                        「ラ・ラ・ランド」の時と似たような感じで誰にも共感できないかった。
                        逆に「バトル・オブ・セクシーズ」は一般的に佳作ぐらいの作品だと思いますが
                        私の琴線にふれまくりでした。
                        「セブンシスターズ」や「聖なる鹿殺し」のような
                        近未来のありえない設定や不思議な世界観にすっとはいらせてくれる映画は大好き。
                        芝居でいうとイキウメの前川さんの世界に近いかも。
                        「万引き家族」は樹木希林さんと安藤さくらの圧倒的女優力。
                        「寝ても覚めても」、甘くて苦い記憶をたどるような恋愛映画。
                        たくさん泣いたし心が揺れた。
                        次点としては「ウインド・リバー」「ブリグズリー・ベア」あたりかな。

                        | 立石 義江 | 映画観る日々 | 07:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |