「舞台版ドラえもん のび太とアニマル惑星」
0
    2017年4月7日 キャナルシティ劇場

    ドラえもんが嫌いな日本人はいない。

    会場にはいってまずそう感じた。
    舞台の上に大きなドラえもんの顔。
    それだけでなぜかほんわりと心和むものがあるよね。
    確かに子供の頃、アニメも漫画も楽しみにしてたけど、
    積極的にグッズほしがるほどじゃなかったし
    ドラえもんに特別な思い入れはないし・・・って思ってたけど
    そんな私でもこの頬のゆるみ具合。

    正直イマドキの2.5次元ていうの?
    原作が漫画やアニメ、プロジェクションマッピングを多用
    ってちょっと抵抗ありでした。
    で、この作品のHPにある、鴻上さんのごあいさつ。
    「イギリスに一年間留学した時に、あらゆるものを舞台化するイギリス演劇人の志に感動し、そして僕自身も闘志を燃やしました。初演は9年前、国際的な演劇フェスティバルの求めに応じて創りました。とても幸福な体験で早く再演したいと思いながら気がつけば9年です。時代は変わり、日本でもマンガの舞台化が多くなりました。初演は大人も子供も楽しめる作品になったと思っています。日本の演劇人として『ドラえもん』を舞台化できる喜びを胸に、さらにパワーアップした作品をお届けします。」
    「志」という言葉にちょっとドキリとした。
    どんなものでも、舞台ならでは、というライブの作品になればそれは確かに素敵ではないか。

    で、実際見てみて。
    できちゃうんだねー、舞台でも。
    もちろんドラえもんはドラえもんだけどさ。
    動きがとってもかわいくて、中の人はどうなっているんだろう、とか
    野暮なこと考えたら怒られるんだろうけどさ。
    なんというかあの世界観がさ、そのまま。
    タケコプターで飛ぶとか、子供の頃に誰もがやりたかったことじゃない。
    最新のフライングの技術も惜しげなく使いつつ、
    一部人形にすりかわるアナログな舞台表現も、って
    その自由ないったりきたりもそれはそれでドラえもんらしい。
    何より、「舞台」というのは時間と空間を共有できるものなのだということを再認識。
    客席におりてきたキャストに精一杯手をふる子供たちの姿を見ているだけで
    泣きそうになる。
    いや、私が年とって涙もろくなっただけかもしらんけど。
    今、子供たちはドラえもんを「読んだ」「見に来た」とはベツモノの
    「ドラえもんに会いにきた」体験をしているのだ、と思ったらとても嬉しくて。
    いつの時代も、子供たちはドラえもんが大好きで
    力いっぱいドラえもんに手を振って、って、なんか平和で嬉しくて。

    開演前の客席では子供たちにクッションを配る鴻上さんのニコニコ顔も見られた。
    15分の休憩時間にはノートに何かをずっと書いてる鴻上さんの厳しい顔。
    ツアーにでてもなおダメだしとかあるのかしら?
    舞台は生ものだからね・・・


    | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 12:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    スポンサーサイト
    0
      | スポンサードリンク | - | 12:39 | - | - | - | - |









      http://giedaaa.jugem.jp/trackback/1047