「20センチュリーウーマン」
0
    2017年6月21日 KBCシネマ 監督:マイク・ミルズ

    キャリアウーマンでシングルマザーの母ドロシアに育てられたジェイミー。
    思春期で不安定な息子を心配した母は
    彼を見守ってと二人の女性に託す。
    親子の家でルームシェアするカメラマンのアビーと
    ジェイミーの幼馴染で理解者のジュリー。
    もう一人のルームシェアの同居人ウィリアムも含めて
    それぞれの生きてきた20世紀の物語と
    少年のひと夏の物語。

    アメリカの20世紀の時代背景がわかってたほうが面白かったかな。
    ニュース映像や当時の若者のスナップ写真がヒントのようだけど
    それが何を意味するのか読み解くには、私には知識が足りなかった。
    私にとってのてがかりはこれかな。
    息子:1964年生まれ 15歳
    母:1924年生まれ 55歳。
    息子はほぼ同じ年、同じ時代にティーンエイジャーだったってこと。
    そして、今の私はその母と同世代。
    母にこそなっていないけれど、自分の稼いだ金で生きてきて
    気が付けば、女としての衰えや老いと向き合う年齢になっていること。
    「今どきの若い者は」とは言わないまでも、若者の流行や考えがわからなくなってきていること。
    15の頃の私は何を考え、何をしていただろう。
    いい大人になる為にジェイミーのようにいろんなことを考えたり
    繊細に感じたりはしていなかったような気がする。
    勉強や規則やいろんなことの窮屈さを
    目の前の楽しさで紛らすように友達とおしゃべりをして、恋愛をして。
    ただ、この街を出たいという気持ちだけは彼と一緒だったかな。
    そして50を過ぎた私には・・・
    息子に女性の老いについての本を読まれた時の切ない顔が
    たまらんかったわ。

    少年が主人公のようで、実はタイトルの通り、
    20世紀のそれぞれの時代を生きた女3人が主役な映画だ。
    その中で、女たちに流されて生きているようで
    そこへいてくれる安心感を与えてくれるウィリアム、
    結構いい味だしてました。
    彼がドロシアの元夫のように
    株価をチェックするドロシアの背中をかいてあげるほんの一瞬のシーンが好き。
    元夫のよかったところは、左利きであいた右手で背中をかいてくれたことと
    言った時は「それだけ?」てあきれたいたけどね。
    昔の男を思い出す時なんかそんなものかもしれないね。
    胸に顔をうずめるのにちょうどよい身長差だったなー、とかね。



    | 立石 義江 | 映画観る日々 | 13:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    スポンサーサイト
    0
      | スポンサードリンク | - | 13:38 | - | - | - | - |









      http://giedaaa.jugem.jp/trackback/1055