ホールブラザーズ「人間の種類」
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    2017年5月8日 ぽんプラザホール

    乗り損ねてしまった。
    勝ち組とか負け組とか、それに対する妬みや不安とか
    ここのところの彼らが扱ってきた問題の集大成ともいえる作品で
    かなり評判もいいのに、なぜか私は乗り損ねてしまった。
    勝ち組・負け組という言葉がもともと嫌いだったり
    ちょっと自分も職場でごたごたあって思うとこあったり、
    まぁこちらの気分という部分は大きいけれど。
    もしくは、もう私には若い女の子のあがきというのが
    今ひとつわからなくなってしまったのかな。
    勝ち組・負け組という言葉に揺さぶられ
    悪戦苦闘している主人公とその友人の姿が
    今ひとつぴんとこなかった。
    厳しくいえば、「お前闘ってないじゃん」って感じかな。
    闇雲に「勝ち」をめざして突進しているようで実際は
    楽なほうへとふらふらとしているようにしかみえなくて。
    まぁそのふらふらっぷりがまさに、イマドキってことなのかもしれないけど
    なんだか感情移入はできなかった。
    その点、お母ちゃんは男性に依存しているようでも、
    なんというか、ぶれてない。
    いっそ潔いとか思っちゃったよ。
    その一生懸命っぷりや、ぶれなさぶりをどれだけ
    どっぷり安心して見ていられるのかどうか
    役者の技量の部分もあるとは思うけど。
    何かお尻がもぞもぞするような
    終始落ち着かない気分で見終わってしまいましたすみません。

    がっちり立て込んだ舞台が得意な印象のこの劇団が
    白いシンプルな舞台を家の中やお店とうまく使いわける。
    段差のある舞台を役者が駆ける。
    新しい世代の役者とともに新しいことにも挑戦している姿には好感。
    なんかイマイチだったみたいな感想になってますが
    今回の作品を褒めてる感想とかみてもちゃんと頷けるし
    幸田さんの若い役者さんを育てる力は信頼しているので
    次回作ももちろん見ます。期待してます。



    | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 10:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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