「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
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    2017年5月18日 KBCシネマ 監督:ケネス・ロナーガン

    とても好きな映画だと思ったのにうまく感想がかけない。
    泣いた、でも、ほっこりした、でもなく。
    沁みた、が一番近いかな。

    大きな出来事があるわけでなく
    淡々と過ごすリーの日々。
    いや、兄の死の知らせは十分大きな出来事だと思うが
    それさえも彼は淡々とうけとめ、
    地元に戻り葬儀の手配や
    兄の遺した甥っ子の送迎に追われる。
    しかし、やがてわかってくる
    故郷の街で彼が亡くした大きなもの。
    いつも通り彼女を泊め、バンドの練習に行き、
    驚くほど父の死に冷静に見えた
    甥っ子パトリックの大きな喪失感と不安。
    冷凍庫のチキンを見て突然泣き出す、彼の揺れる心。
    二人が亡くしたものの大きさをうけとめ
    それでも生きていくことと向き合う。
    男同士らしい、
    とても不器用なコミュニケーションに
    微笑まされたり、いらいらしたり。
    マンチェスター・バイ・ザ・シーの街に雪が降り続ける景色とともに
    あとからじわりと沁みてくる映画だった。


    | 立石 義江 | 映画観る日々 | 12:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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