ゴジゲン「くれなずめ」
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    2017年11月12日 北九州芸術劇場小ホール

    青臭くこっぱずかしい若い頃やもう会えない人を思い出す甘苦い後味。
    センチメンタルがあふれて、センチメンタルだけでは生きていけなくて。
    男子がちょっとうらやましいぜ。
    男の子だけじゃないとあの後味にはならないの、女子としてはくやしいけど。

    友人の結婚式で久々に集合した高校時代の仲間。
    当時の文化祭の出し物を披露宴で再演するもどん引きされ、
    二次会までは中途半端に時間がある。
    付近のお店もいっぱいで行き場のない6人の男達。
    いや、正確には人と20代で亡くなったヨシオの幽霊(?)
    芝居を続けていたって夢だけでは食べていけないし、
    仕事やら結婚やら子供やら
    年齢とともに現実的になっていく自分もいろ。
    過去を懐かしく思ったところで、実際はそんなにドラマチックじゃない。
    昔好きだった子に再会しても人生はかわらないし、過去が書き換わることはない。
    それでも生きていく。
    思い出したり忘れたりしながら。
    ヨシオは成仏したかなぁ。なんて思い出しても
    それはやっぱり自分の為なんだな。
    わかっているから甘苦いんだな。

    大病をしたばかりのせいか、ふと
    「自分が病気で死んでいたら仲間はこんなふうに私を思い出すだろうか」と思いがよぎる。
    いや、50で死んだってこんな物語はできはしないよ。
    もう死ぬタイミング逃しちゃったよ。
    長生きしよう。

    | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 20:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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