「ゲット・アウト」
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    2017年11月5日 中洲大洋 監督:ジョーダン・ピール

    うなるわー。
    すごいよくできた映画。
    怖い映画苦手なくせに予告編観た時から気になってしょうがなくて
    指の隙間から覗き見るくらいの覚悟で観に行ったら大当たり。
    何系の怖さと言っていいのかわからないくらい
    いろんな要素が入ってる。
    実際、私は前半には何度かまるでマンガのように
    肩をビクンとすくめるくらいびっくり&怖い思いをした。
    それがだんだんじわじわとした違和感や不安感の怖さに変わっていって
    ラスト近くは私のちょっと苦手なグロイ怖さも加わってくる。

    写真家で黒人のクリスと白人の彼女ローズはつきあって5ヶ月めのカップル。
    週末にローズの実家を訪ねることになったクリスは
    自分が黒人であることで拒否されることを心配するが
    ローズは自分の家族はオバマを指示するくらいだから大丈夫だと言う。
    実際、会ってみれば両親も弟もフレンドリーに歓待してくれる。
    いや、むしろ、過剰なほどの自分への、というか黒人に対しての歓迎や興味。
    黒人の使用人から向けられる、ちょっと不気味な視線。
    クリスの感じた違和感は、彼女の祖父の知り合いが集まるパーティーの中で
    さらに深まって・・・

    単純な人種差別の話かと思えば、
    むしろ、生物として優れている黒人への憧れにも似た感情、
    それがまた一周回って差別となるような複雑な話。
    ローズの家族の野望はけっこうなとんでも設定なんだけど
    鹿・睡眠術・カメラのフラッシュ・無意識の涙
    初めは見過ごしそうな小さな出来事が
    意味を持ってせまってくると、
    とんでも設定にもなんだか説得力が・・・
    主役クリスのびっくり顔や
    ローズの母の自信満々ぶりもよかったけれど
    やっぱり黒人メイド、庭男、黒人被害者たちの怪演っぷりがすごかったわぁ。


    | 立石 義江 | 映画観る日々 | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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