「ブルーム・オブ・イエスタデイ」
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    2017年10月13日 KBCシネマ 監督: クリス・クラウス

    「サウルの息子」「フランス軍中尉の女」「帰ってきたヒトラー」。
    ドキュメンタリータッチだったり、恋愛映画だったり
    でもすべてナチスの時代をテーマにした映画。
    第二次世界大戦から70年以上たっても様々な立場・視点からつくられ続けるテーマだけれど
    あぁ、こんな形もあったのだと目から鱗の映画だった。

    祖父がナチスの戦犯でホロコースト研究者のトト。
    祖母がナチス犠牲者のユダヤ人のインターン、ザジ。
    それぞれのトラウマを抱え、まるで逆の方向からホロコースト研究にはいった二人。
    敵対しながらも惹かれあってしまう二人の様子は
    せつないラブロマンスというよりむしろラブコメディ?
    うーん、コメディというにはちょっとブラックかな。
    皆それぞれにどこか病んでいて
    微妙に噛み合わない会話、
    ちょっと、いや、だいぶエキセントリックな行動。
    笑っていいんだか、どうなんだか。

    お互いの祖父母がクラスメイトだったという過去の花。
    その運命をたどった旅の嵐のような一夜が残した花。
    ラストの再会は、嵐のあとのおだやかな人生を確認するシーンかと思いきや
    まさかの純愛もの路線?
    いや、その子を育てるそのことさえも
    過去の運命にとらわれて生きる彼女の宿命なのかもしれない。

    | 立石 義江 | 映画観る日々 | 12:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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