そめごころ「スクリーン」
0
    2018年5月24日 冷泉荘

    ルールは誰のためのもの?
    これは誰の夢?誰の現実?
    誰の過去?誰の未来?
    スクリーンの向こうとこちらと思っていたものが
    次々といれかわり、繰り返される。
    無限ループの入れ子構造。

    すぐそこで繰り返される退屈な日常が
    スクリーンに映されることでどこか紗幕をかけたよう。
    そこへ飛び込むリアルな音、窓の開け閉め、ドアのノック。
    これがまた冷泉荘ならではの重い音が突然リアルに響く。
    ドアをたたく音には、何度もびくりとした。

    スクリーンは、
    世界を映すのか、世界を遮断するのか?
    偶然に映り込む窓の外の車や通行人までどこかつくりもののようで。

    窓の外や、ドアがふたつある構造、
    使いにくいはずの冷泉荘の形を面白く使ったなぁと感心。
    アイデアや、やりたいことを形にする力はすごくあるのだと思う。
    でも手放しで「面白い」「おすすめ」と言えないひっかかり。
    体感時間の長さも含め、あと少し、何か、とひっかかる。
    ‘アイデア’や‘表現’の積み重ねが「演劇作品」になるには
    その間に何があるのだろう?
    改めて私も考えてしまう。
    個人的には田島君が一番生き生きしたのが
    「ダークナイト」を語る姿だってのにうけた。

    | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 11:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    スポンサーサイト
    0
      | スポンサードリンク | - | 11:07 | - | - | - | - |









      http://giedaaa.jugem.jp/trackback/1163