いつかの旅 酒と風呂の楽園
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    二日目はいよいよ白浜へと移動。
    朝ごはんは、大阪名物(?)の朝呑み。
    自転車を諦めた以上はこちらを楽しまなければ。
    「京橋はいいとこでっせ。グランシャトーがありまっせ」
    とうろ覚えの昔のCMソングを脳内再生。
    朝ごはんに飲める店があるってほんと、いいとこやわー。
    しかも、9時オープンの店に9時15分に行ったら満席って・・・
    日本一酒呑みに寛容な町じゃないかしら、大阪。
    安いはもちろんだけど、あなどれない美味さだったのが「まつい」のポテサラ。
    おでんの鍋から出汁のしみたじゃがいもと卵をとりだし、ちゃちゃっとつぶしてマヨネーズ。
    もうほっとくとこの朝呑みの話だけで、一日分の日記が書けるわ(笑)。

    天王寺からの特急くろしおでうとうとしたり、脚本読んだり。
    天気予報通り窓の外は雨。
    車窓からの海もどんより。
    幸い現地についたら小雨降ったりやんだり程度の雨だったけど、
    海沿いの観光地をまわるには不向きな天気。
    はりきってバス乗り放題チケットは買ったものの
    ちょっとテンション下がりながらまずは昼食。

    「とれとれ市場」
    巨大なお土産センターでフードコート。
    名物の海鮮丼カウンターの長蛇の列にさらにテンションを下げながら
    軽めのお昼ごはん。
    夜はおごちそうを食べるし控えめに。
    ってところで隣の若者グル―プがインスタ映えしそうなたこ焼きを食べてるのを発見。
    たこ焼き+ビールで十分だったな・・・
    「円月島」は車窓から見て、「三段壁」「千畳敷」と小雨降る中、お約束の観光地にも。
    「三段壁」の洞窟の中の波は雨のおかげでものすごい迫力。
    「千畳敷」は、火曜サスペンス劇場的な断崖写真、
    もしくはスターウォーズ的な砂の世界の写真をとれそうな景色。
    でも結局一番心に残ったのは、これはいただけないな砂岩への落書き。
    長い年月をかけて自然がつくったこの形を
    簡単に削れるからというだけでこんな心無いことをする人がいる。
    てか、ここに自分の名前を残すことの何が嬉しいのかさっぱりわからない。
    軽く呪いをかけてやりたい。
    「この人たちが観光地で撮った写真は全部目をつぶってて、ソフトクリームを買えばポタッと落ちて、宿ではシャワーが故障していきなり冷水がかかりますように」



    雨の中の観光は早めに引き上げて今宵の宿へ。
    今回の旅で迷ったことのひとつが白浜温泉での宿をどうするか。
    ミニマムな素泊まり宿に泊まって外食するのと
    温泉旅館に泊まってゆっくりすごすのと。
    結局一人で外食しても思うほどには食べられまいと旅館を選択。
    そしてどうせならいい宿に泊まろうと、どのガイドブックにも載ってるような
    白浜温泉の代表的なお宿「海舟」へ。
    そして、日本の旅館の「おもてなし」の底力を知る。
    ウェルカムドリンク、浴衣の貸し出し辺りは今どきどこでもやってるけれど
    夕食が二部制なので8時からの遅い夕食の人にはおやつのお饅頭。
    お風呂上りにアイスキャンデー、夜食にはラーメン、
    朝風呂上りはヤクルト的な乳酸菌飲料。
    お部屋の珈琲は豆から入れる本格派。
    いや、実際アイスキャンデー食べたのも、自分で豆をひいたのも数年ぶりでしたわ。
    お風呂自慢の宿だけあって、男女それぞれのお風呂に加え、湯浴み着を着る混浴風呂、
    貸切の家族風呂が3つ。
    食前・食後・朝の時間を使って5ヶ所全部入浴したけど
    どれも、海に面した斜面をうまく使って、さえぎるものない絶景と波の音がここちよい。
    もちろん、肉も魚も少しづつのフルコースの夕食、サラダバイキングもついた朝食と
    食事も充実。
    街歩きの旅なら、ビジネスホテルどころかカプセルでも平気な私だけど
    温泉地ではこの贅沢はありだなぁ。

    そして働いてる人の感じがとてもよかった。
    チェックインの説明も夕食の給仕も
    地元の学生バイトかな?も含めて若者多数。
    インバウンドのお客様も多いなか、横耳できき耳たててると、
    マニュアル通り以外の質問にもちゃんと答えるなかなかの語学力。
    何より、そうやって英語を使ってコミュニケーションできることを
    ちょっと嬉しそうな顔して働いてる。
    なんかおばちゃんは嬉しくなっちゃったんだよねー。
    ベテランらしきおじさん社員が、チェックインの説明してるのもチラ見したけど、
    ちょっと照れながら英語をしゃべっている姿もほほえましく。
    海外にでていってのコミュニケーションも難しくも楽しいものだけど、
    日本の料理や温泉、浴衣についてなんてちゃんと英語で説明できたらいいよねぇ。

    | 立石 義江 | 旅の日々 | 12:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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