いつかの旅 かわいいは正義・おいしいは正義
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    おひとり様なんて言葉が一般的になったのはいつからだろう。
    ひとり旅という言葉は昔からあったわけだから
    ひとりで食事するのも宿泊するのも別に珍しいことではないはずだけど、
    わざわざ名前をつけて、ことさらにハードル高いことのようにいう
    その意味がわからない。
    ひとり映画は当たり前というかむしろひとりがいい。
    ひとり焼肉もひとりカラオケももともと平気。
    今回はひとり旅だから、当然のようにひとり温泉旅館。
    そして最終日にして今回の旅のメインイベントはひとり動物園。
    まわりの人からは、不思議な人に見えてるのかしら?
    いや、むしろありだよ、ひとり動物園。
    パンダ→イルカ→パンダ→動物ショー→パンダ→サファリ→パンダ
    みたいな楽しみ方、ひとりじゃないとできないでしょ。
    まぁ、何度戻っても昼間のパンダはほぼお昼寝状態だけどね。
    寝てたら寝てたでかわいいんだからしかたない。
    基本食べてるかゴロゴロしてるかしか見せてくれない父ちゃん母ちゃんだけど、
    末っ子の結浜が木に登ったり、降りたり、というよりおっこちたりと
    かわいいのお手本を見せてくれる。
    やばい、飽きない。



    パンダってずるいよね。
    もうかわいいってだけで生きてるよね。
    「私、かわいいから援助してくださーい」って言ったら
    ホイホイおっさん達がついてくる小悪魔女子みたいな。
    そんな腹黒なこと考えてそうなくらい、目は笑ってないのがいいよね。
    もとはと言えば、シャンシャンが見たいけど上野動物園で何時間も並ぶのはいやだ、
    と和歌山に行ったはずなのに、
    2才の結浜がこんなにかわいいなら、1才のシャンシャンはどれほどかわいかろうと、
    ますますシャンシャン見たい気分が高まってしまった。
    やぶへび。



    ひとりなのをいいことに、ほんとにへとへとになるまで動物園を堪能。
    ランチの時間さえ惜しんで、大阪で買ってたパンをかじりながら歩き回った。
    てか、どうせ観光地価格であんまり食べたいものなかったし・・・
    というわけで、予定を少しだけ早めに切り上げ、一杯やって帰ることにした。
    白浜温泉に宿泊する日が、たまたま臨時休業ということで諦めていた居酒屋。
    バスの時間を調べたら、小一時間呑んでも予約していた最終のくろしおに間に合う。
    なんでも「日本三大酒場」のひとつに入るってそら、気になるじゃないか。
    てか、日本三大酒場って何だよ?!誰が決めたんだよ?!と気になる人は・・・
    まぁ調べてみてください。話が長くなっちゃうから(笑)。
    確かに温泉街にあるにしては、商売っ気の少ない店のつくりにそっけないメニュー。
    和歌山名物、何でもあります!みたいな頑張ってる感がないとこがいい。
    その日に入った刺身や地元でとれる貝、
    シカ肉などのジビエ、決してインスタ映えするような仕様ではない(笑)。

    L字型の大きなカウンターが調理場を囲み、小上がりの座敷が数席。
    まだ食事には少し早い時間で先客は2組ほど、からの、
    ガイドブックには載ってるお店だけあって、あっと言う間に満席。
    生タコの刺身は吸盤が舌に吸い付く初めての食感。
    これまたお初のウツボの生干し。
    目の前のロースターで焼くと、ふくふくと身がもちあがってくる。
    よーく焼けという店主の言いつけ通りに皮が焦げるくらいに焼く。
    小皿にはなぜか砂糖じょうゆ。
    皮はパリパリ、身はもちもち、味は思ったより淡泊。
    な、ウツボをじっくり甘く砂糖醤油で食べるのが
    白浜の名物とな。
    ちょい飲みし、ちょい食べして、
    ますます食べたくなった気持ちをぐっとこらえて
    特急くろしおの最終に乗るべく駅へ向かう。
    行きは当たらなかったアドベンチャーワールド仕様の車両だぜ。
    これでもう心残りはない、と言いたいところだけど
    冬のパンダ、冬の味覚のためにまた行きたいなぁ・・・


    | 立石 義江 | 旅の日々 | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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