「DAIKU GASSHOW」
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    2018年9月16日 サイエンスホール

    なにげにサイエンスホールって初めて。
    というか、あの九大跡地の新しい建物に足を踏み入れるのが初めて。
    東京の郊外私鉄駅にでもありそうな
    ちょっときらきらめの商業施設&新しいホールやプラネタリウム。
    なんとなく敷居が高くて来たことなかった。
    ぼちぼちお芝居でも使われ始めたサイエンスホールには
    興味があったのでちょうどいい機会。

    安定した役者さんたちの演技に安心して泣き笑い。
    なかなかに贅沢なキャストだなぁ。
    豪華、とか言うんじゃなくて、ツボを心得た使い方。
    バンさんの華やかさ、陽子さんのキリリとした和服姿、長島さんの飄々とした味、
    福澤さんのいい人感、山口さんの頼りなさ、ささもっちゃんの飛び道具っぷり。(もちろん全部ほめてるよ)
    あぁ、この人をこう使いたかったのね、というはまり方が気持ちいい。
    何より主役を演じたSO君。
    この役者さんありきで「インターセクシャル」のお話にしたのかしら。
    ちょっと遊機械の高泉さんを思い出したわ。
    ランドセルからってのぼる君やってた頃の。
    男とか女とか大人とか子供とか全部あいまいになる感じ。
    噂通りセットもすごい。
    これも豪華と言うより演出のアイデアとスタッフ(役者?)さんの技量がぴたっと来た感じ。
    確かに福岡演劇史上に残るセットかも。

    ただねぇ、
    正直長い。盛り込みすぎ。説明しすぎ。
    LGBT的な恋愛模様も、
    インターセクシャルの慎之介君を家族が大切に守ってきた話も
    二重三重に語らなくても十分伝わる。
    いやまぁ、これも最終的には好みの問題かもしれんけど。
    姉が弟を守ってきた話にたっぷり泣き、
    父と母が悩みながら育ててきた話にまたどっぷりと泣きたい人もいるかもだけど。
    でもやっぱり大工の棟梁の下りは野暮だなぁ。
    告白からのごめんなさい。
    ってねるとんかよ!!って喩えが古くてすみません。
    とにかく全部言葉にしなくても、全部たっぷりやらなくても
    いいじゃない、という場面がいくつかあったような。
    舞台セットのすごさに目を引かれてたけど、
    照明や音響のイン・アウトの具合とか、何でここで役者さんにあかりあたってないんだろ
    とか、ちょっと気になる部分もあった。
    ホールの時間の制限とかいろいろ難しい部分もあったんだろうと推測。
    観客としては見やすいいいホールだったので
    今後また演劇で使う人が増えていって
    使い勝手もよくなっていくといいなぁ。


    | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 12:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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