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    「葵上」
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      2020年1月10日 ぽんプラザホール

      三島の作品が特別に好きってわけじゃないけど
      なぜかこの「葵上」は何度も観てる。
      能の題材にもなるくらい、もともとの源氏物語の「葵上」が
      幻想的で面白いモチーフだということなのか。
      演出家コンクールにも使われたりと
      演出家には面白い題材ということなのかしら。
      ただ私は美輪さんバージョンも観てしまったので
      やっぱり美輪さんの為に書かれた脚本だという気がして
      ハードル高いよなぁと思ってしまう・・・

      さとさんの演じる康子は十分に妖しく
      彼女の和風美人の顔つきや和洋折衷な感じの優雅な衣装とも
      とてもマッチしていた。
      個人的には前半の看護婦の時の押しの強さの方が好きだけど(笑)。
      鶴賀君の光は、ポケットに手をつっこんだ立ち姿が現代若者っぽいしぐさ。
      そう言えば、いろんなバージョンみた割にはこの光側というか
      男性側の視点はどうなってるんだろうといつも思うんだよなぁ。
      夫人のあの妖しさに巻き込まれていくのが本筋だとしても、
      もともとは男のずるさとか
      根拠ない自信とかいろいろあったんじゃないかしらとか、ね。

      演出的にも仕掛けが多い舞台。
      あの別荘の思い出のシーンは
      単なる回想シーンではなく、夫人が源氏を魔法にかけるような場面だから
      やっぱり何かの仕掛けが必要だよね。
      本家本元はほんとに船がでてきてビビりながら苦笑したけど(笑)。
      キラキラした花吹雪(?)が本当に「魔法」のようだった。
      本水使いも面白かった。
      前半は眠る女性と静かな水面を重ねて
      後半は・・・
      いい男は濡らしとけば色っぽいんだろ、ってことで
      それはそれで正解!

      お能の方は・・・
      正直、何の知識もない私にはさっぱりでした。
      いや、もちろんお話の筋は知っているのだから何をしているかはわかるのだけど、
      歌舞伎のイヤホンガイド的なものが欲しかったかも。
      この動きは何を表してる。
      これはこういう美学の上に成り立ってる。
      みたいな知識がない私にはちょっと難しかったな。
      勉強不足でごめんなさい。


      | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 17:44 | comments(0) | - | - | - |
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