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    ヒカリノオト「かいじゅうたち」
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      2020年2月24日 サイエンスホール

      ヒカリノオトの公演は9作全ての作品を観ているけれど
      今までで一番あと味悪く一番なまなましい作品だったかもしれない。
      誰にも共感できない、のに誰もの気持ちが痛く刺さる。
      作品の良しあしとか、好き嫌いとかを超えて
      否応なしにゆさぶられる感じ。
      登場人物はサチ以外は皆どこか歪みや闇を抱えているし、
      行方不明の女子中学生をめぐるサスペンスの色もあり
      ずっと緊張感の漂う会話。
      舞台セットやあかりの感じからも
      どこか海の底を想わすぼんやりと漂う感じ。
      それは決して心地いいものではなくて
      不安や不気味さにもてあそばれるよう。

      誘拐事件の結末としては
      意外さとつっこみどころが半々な感じ。
      もうひとつ狂気のようなものがないと成立しない気もするけれど
      事件は実はこのお話の核ではないからね。
      「母」という存在の
      逃げられない重さ、愛と呪縛。
      母にとっても娘にとっても。
      私は「母」になったことがないせいか
      こういう時にどうしても娘の視点で観てしまうのだけど
      結局一番共感するとすれば、
      出てくることはなかった愛子かもしれないなぁ。
      もちろん彼女のしたことは「大きなお世話」なんだけど
      そういうことしがちなところもね、
      いつだってひとこと多い・・・


      | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 13:25 | comments(0) | - | - | - |
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