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    「ラスト・レター」
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      2020年2月11日 ユナイテッドシネマももち 監督:岩井俊二

      やたらとおっさんに受けがいいとの前評判。
      確かに「初恋」「手紙」「早逝した想い人」「少女のままの姿で現れた娘達」。
      おっさんの感傷をくすぐるもの満載。
      しかも、雨に濡れる田舎の緑、廃校になった高校と美しい背景も総動員。
      まぁ、ここまで揃えばおばさんだって涙するよ。
      おばさんだって、かつては「初恋」に憧れる少女だったんだから。


      昔みたはずの「ラブ・レター」はほとんど忘れちゃったけど
      それにしても中山美穂と豊川悦史のシーンは効いてたな。
      それぞれの高校時代を演じる
      森七菜と神木君の若さや透明感の面影を残した松たか子と福山雅治。
      それと対比するように年月や世俗の垢を感じさせる二人の姿。
      特にトヨエツとフクヤマの二人のシーンは
      ふたりの役者の対比としても面白かったなぁ。
      トヨエツも昔はどっちかというとツルッした美青年だったのに
      こういう役の似合う男になって、
      一方フクヤマはやっぱりおっさんになってもツルッとしたおっさんなんだよね。
      フクヤマにしてはおっさんぽい役だなんて声もあったようだけど
      なんのなんの、やっぱりフクヤマはフクヤマでしたよ。

      お話はねぇ、やっぱりおっさんの感傷だと思うのよ。
      前半の松さんの初恋メインのお話から
      後半フクヤマの初恋のお話になっていくとよけいに。
      特にラストがねぇ。
      おっさんがいつまでたっても初恋が忘れられずにくすぶっていたのはそうだろうけど、
      女はねぇ、待ってたかしら?初恋の人を。
      確かに自分を愛してくれた男の記憶は大事。
      愛された記憶は心の支えになるだろうと思うけど。
      まるで彼女が「待ってた」ように、
      しかもそれを同じ顔した娘に言わせるあたりが
      私はちょっと醒めたんだけどね。
      ま、おっさんの感傷とおばさんの感傷はちょっと違うということで。


      | 立石 義江 | 映画観る日々 | 21:44 | comments(0) | - | - | - |
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