清水宏「ジャパニーズ・ロッキー」〜2013イギリスコメディフェス殴り込み日記〜
0
    10月24日  20時30分 VoodooLounge

    単身で世界最大のコメディフェスティバル
    「エジンバラフェスティバル」にのりこんだ凱旋ライブ。
    というか壮大な旅の土産話。

    ちらしを配りながらマンツーマンで話しかけながらお客さんを集める。
    同じ時間帯にライブをしているライバルとお客さんを奪い合う。
    ライバルのちらし配りを姑息に邪魔する。
    たどたどしくかみつくような英語でお客をあおる。
    いつも稽古をしているモスク・カフェの店員になぜか応援してもらう。
    レビューと呼ばれる評価についついふりまわされる。
    モンスターのような子ども相手のショーに疲弊する。
    体当たりの奮闘っぷりのひとつひとつが笑いを呼ぶ。
    彼が身体をはって得たレビューの評価や
    ライバルであるはずのコメディアンからの賞賛や激励の言葉に
    ちょっとしみじみもする。
    なかでも、ライバルのインド人コメディアンの言葉には
    うるうるしたな。
    「お前にお客をとられてるのがわかってたけど
    もう俺は取り返そうとそれ以上はがんばれなかった。
    がんばれる奴はがんばんないといけない。
    だからお前、がんばれよ。」と。

    熱い熱いライブ。
    ちょっと暑苦しいくらいの汗のかきっぷり、奮闘ぶりだけど
    最後は汗かいたもん勝ちと思わせてくれる。
    同じテーブルでライブを見た今村さんが帰り際に
    「熱量だね」と言ったのがえらく腑におちて。

    これだけ熱いものを見ると
    自分の芝居への熱とかモチベーションとかを試されてるような気がして。
    すごく面白かったのにどこかうちのめされてる自分もいる。
    よりによって前日に観たのは小林賢太郎の「振り子とチーズケーキ」。
    前日の舞台を「なぜかどこか愛せない」と思った自分の気持ちが
    不思議だったのだけど、
    今日はすごくわかった気がする。
    どうやら私は小林賢太郎よりも
    清水宏のほうを愛してしまったようだ。
    もうこれは理屈じゃないね。
    愛だから。

    | 立石 義江 | 観る日々 | 06:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    スポンサーサイト
    0
      | スポンサードリンク | - | 06:19 | - | - | - | - |









      http://giedaaa.jugem.jp/trackback/414