海峡演劇祭「みなまた 海のこえ」 
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    11月17日  13時 海峡ドラマシップ

    琵琶デュオによる説教節。
    門司港海峡ドラマシップでもう4回目となる海峡演劇祭の
    オープニング。
    琵琶の演奏が演劇?と不思議に思う向きもあるかもしれない。
    石牟礼道子の詩に丸木俊・位里が鮮やかな色彩でえがいた絵本
    「みなまた 海のこえ」
    これをさらに琵琶デュオが節をつけて唄う?いや、語る?
    こういうコラボってとっても演劇的だと思う。

    琵琶の生音をじっくり聞いたのは
    生まれて初めてではなかろうか。
    こんなにもライブ感というかグルーブ感あふれる楽器だとは
    知らなかったよ。
    二人の奏者がかき鳴らす琵琶は
    時に共にもりあがり、うねり、
    ジャズのセッションでも聞いてるかのよう。



    豊かだった水俣の海とそれを見守る森のきつね
    そして病気になってしまった千代ちゃんの家族の物語。
    千代ちゃんが泣く力もなくして亡くなっていく。
    ばあ様だけが一人残され、不自由な身体をひきずるように
    坂の上のお墓参りに行く。
    涙しそうな場面はいくつもあったが
    なんだか泣いてはいけないような気がした。
    海峡演劇祭の今年のテーマは「憤る」。
    そうだ、これは悲しみではなくて憤りなのだ。
    これは過去の悲しく美しいお話なんかじゃない。
    現実の話、今も水俣で
    他の日本のどこかで起こっているできごと。
    この憤る感情に慣れてしまってはいけないなぁと。

    海峡演劇祭は12月まで続きます。
    小粒ながらぴりりとした作品ぞろい。
    「贋作トニー谷」が気になっております。

    海峡演劇祭2013
    http://t-etc.net/kaikyo_engekisai/2013lineup.htm
    | 立石 義江 | 観る日々 | 08:04 | comments(5) | trackbacks(0) | - | - |
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      | スポンサードリンク | - | 08:04 | - | - | - | - |
      海峡演劇祭、まだ行ったことはないのですが、演目や取組み、興味深い&観てみたいですね。大阪から遠いのが難点ですが…。
      「贋作トニー谷」…そこに目をつけましたか。義江さんは既に御存知かと思いますが、その劇団のプロデューサーは…義江さん、その気になれば、その人には来月、海峡演劇祭会場はもとより、博多MUSKでもA級小倉でも会えますね。(笑)
      | まーちゃん | 2013/11/20 1:49 PM |
      まーちゃんさん

      A級でわかみほさんにお会いしたいのはやまやまですが、今回は土日が一度しか入らない10日間、12月の繁忙期、厳しそうでがっくりしてます。
      | 義江 | 2013/12/03 11:29 PM |
      残念です!
      かくいう私も、わかみほさんの裸身(裸神)の舞い、2月に広島で観てから御無沙汰しており、恋しく思う今日この頃です。
      P.S.
      今日(日付は既に変わったので昨日か…)は、大阪でドラ☆美保を観ました。下を脱がないとはいえ、光と影と音の演出の中を、脚線美を活かしてくるくると舞う(つまり、吊りですね。)わかみほさんにホの字です。
      | まーちゃん | 2013/12/04 1:51 AM |

      脚線美のみならず、身体能力がすごいですね。
      | まーちゃん | 2013/12/04 5:59 AM |

      ちなみにドラ☆美保、今のスタイルで演るのは今回の西日本ツアーが最後だとのことです。義江さんは御存知かもしれませんが…。
      | まーちゃん | 2013/12/04 5:37 PM |









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