夏の広島 酔いどれ編
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    日曜日、福岡での観劇予定もあり夕方19時すぎに広島いり。
    新幹線、こだまでも1時間ちょいの旅だから
    日帰りでも十分な距離だけど
    あえて前ノリするのはもちろん広島で一杯やりたいから。
    繁華街にホテルとってるし、駅についたらまずはチェックインして
    と予定してたところにメールがはいる。
    まさにすれ違いで広島を出ようとしていたコガキョから
    博多から新幹線に乗ろうとしていた私に。
    「ここ、絶対立石さん好きそうだから行ってみて。」
    こういうおススメにはすぐにのっていくと決めています。
    場所は横川。
    おお、あの横川シネマのある街か。
    繁華街からちょっと離れてるので今回は無理かなと思ってたんだけど
    手元のチケットを見れば、広島市内ならそのまま使えるではないかと気付く。
    ならば行くしかないなと広島駅で新幹線をおりたらそのまま在来線に乗り換え横川へ。
    旦過市場を思わす古いアーケード
    私好みのディープな酒場が並ぶ路地裏にその店はありました。
    「本と自由」。
    まさに横川シネマのすぐ近く。
    古い建物と古本がよくなじむ空間。
    カフェというかバーというか、カウンターでは常連さんが
    今から見に行く映画の話をマスターとしている。
    (ちなみにFAKEを見にいく前にビール一杯ひっかけてた)
    何よりマスターがどんピシャでタイプ(笑)
    常連さんだらけの中にアウェイな気分で大丈夫かしら、と思いながらも
    いざ飛び込めば、こういう店は異邦人を受け入れるのにも慣れている。
    映画の話をし、広島の街情報を仕入れ、
    しまいには翌日観にいくストリップを熱く語り
    第一劇場のなくなる前にぜひ、と力説しておりました。

    そういうサブカルの話ならお隣がいい、とこれまたお勧めにはのっかる。
    「本と自由」とは共通の常連さんが多いようで
    じゃあご一緒に、と隣の「外国」へ。
    噂のカレーもカルボナーラ風のラーメンもどっちも食べたくて
    初対面の方と半分こしてつつきあう不思議な夜。
    こういう出会いがあると一気にその街と人が好きになるよね。
    芝居やライブのフライヤー、ポスターの重なりあう店の壁。
    ふと、今の福岡にこんな店あるだろうかと考える。
    常連も遠来の客人も垣根なく迎え入れる屋台文化的な居心地のよさは
    通じるところもあるけれど
    「映画」や「芝居」、それもちょっとサブカルよりなもので
    根っこのところでつながってるこの感じ。
    福岡はもしかしたらそういう面白さを失った
    ただのこじゃれた街になっているのかもしれないな・・・

    終電で流川の繁華街に戻り、
    そういえば、なぜ私は広島で牡蠣でもお好み焼きでもなく
    カレーとラーメンを食べているのだろうと思い直して
    お友達に教えてもらった「へんくつや」さんで〆のネギ焼き。
    炭水化物少な目メニューにしたからいいやろー、とは誰の許可を
    求めているんだろう。

    で、二日目、ストリップの合間にどうしても行きたかった店。
    実は広島に行った時はぜひ、と心のメモ帳に書き留めておいた店がありまして。
    広島のある酒屋さんが、昔ながらのビールサーバーを復活させて
    粋な立ち飲みをやってるという紹介を見た覚えが。
    TVを持ってない私がいつどこで見たのか、店の名前も覚えてなくて
    シンデレラを探すくらいの気持ちで検索かけたら
    「広島 生ビール」だけであっさりヒットしてきました重富酒店。
    メニューはビールのみ、つまみなし。ただし、注ぎ方によって味がちがう。
    おかわりは一杯、計2杯までしか飲めない。
    という大人なルールのお店。
    なんと言ってもマスターがビールを注ぐ姿がかっこいい。
    大好きなかりん塔の生ビールは、
    クリーミーな泡で炭酸を閉じ込めるタイプのビール。
    こちらの昭和のビールサーバーは、ビールの流量が多く勢いよくそそぐ
    暴れん坊タイプのビール。
    ところが一杯目のビールとしては、こののどごしが確かにうまいのよねー。
    マスターのご教授どおり、腰に手をあて、足は肩幅。
    お風呂上りの牛乳のようにゴクゴクと。
    そしてなんと、九州で唯一ここと同じサーバーがある店が
    地元の黒崎にという情報をマスターから聞く。
    まさか遠く広島で地元の店を教えてもらうとは。
    待ってろよ、黒崎ダイマル。

    深夜バスに乗る前の広島最後の呑みは
    これまた強力におすすめされた「中ちゃん」でうにクレソンを食べる予定だったのに
    本日売り切れとのこと。
    いいんだ、リベンジするんだから。
    行きたい街、行きたい店が増えるのは嫌いじゃない。


    | 立石 義江 | 旅の日々 | 19:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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