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    「シン・ゴジラ IMAX」二度目の鑑賞。
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      「シン・ゴジラ IMAX」二度目の鑑賞。
      9月9日 ユナイテッドシネマキャナルシティ13 監督:庵野秀明

      二度目の鑑賞。
      二度目でも面白い。二度目だから面白い。
      結末は知っているのに、戦闘シーンはやっぱり緊張感もって見ちゃうし。
      前回は予備知識なしで見て、面白いと思ったけど
      今回はネタバレ記事とかけっこう読んでディテイルを楽しんだ感じ。
      もちろん二度見ちゃったからこそのつっこみどころも
      けっこう発見しちゃったんだけど、もう面白かったら何でもありだよね。
      同じ映画を(再映じゃなくて)同じ上映期間に二度見るってめったにやらない。
      多分人生三度目。
      この映画はもう一度見たいディテイルがたくさんあって、ついつい。
      ちなみにあとの二本は「MAD MAX怒りのデスロード」と「デスペラード」。

      もう何が面白いかとか細かなネタバレは巷にたくさんでてるので
      一度目は気づかなかったことや
      ちょっと違う感じを受けたところを少し書こうかな。
      私は庵野監督の作風とかほとんど知らないのだけど
      圧倒的なスピードや情報量の中にちょっとひっかかることを
      忍び込ませるのが上手な人やなと思った。
      例えば前半の会議の中
      圧倒的な情報量と早口の会話の中にしかけられた小さなユーモア。
      「しっぽ?」とか「動くんですね」とかね。
      それから捕獲か駆除かの議論の中で経済的な理由をあげて
      いとも簡単に駆除を主張する政治家たち。
      経済優先、自分には理解できないものを即座に排除しようとする風潮、
      もちろんゴジラそのものがいろんな災害の象徴であることを含めて
      わーっと近年の日本で起こってることがフラッシュバックする。
      そういうめんどくさいことを超えて、
      ゴジラ対策に真っ向から立ち向かっていく巨災対の姿は
      日本の持つ科学や技術の力という意味でも
      今の現状から見た理想や夢の象徴なんだろうな。
      ありやなしやと議論を呼んだカヨコ・パタースンの演技も
      あの群像劇的な日本人たちの中で「違う人種」として
      浮き上がるようにわざとに何かひっかかるようにつくってあるんだろうし。
      まぁ、目立つ分、うまいのへたのと言われて石原さとみは
      ちょっと損な役回りだったかもとは思う。
      初見の時から気になっていたのは蘭堂の演説の中の
      「この国を見捨てず」というなんとも上から目線のセリフ。
      日本に住んでいやでも逃げ場のない人は
      「あきらめる」とは言っても「見捨てる」とは言わないんじゃないかしら。
      それすらも、エリート政治家はいつでも国を見捨てて逃げることができるという
      庵野監督の痛烈な風刺なのかしら。

      あと自分自身の感じ方として一度目と違っていたのは
      ゴジラが紫の熱線を出すシーン。
      一度めも圧倒的で美しいとさえ感じたけれど
      二度目はその中に哀しさを感じた。
      ゴジラに感情や意志がどのくらいあるのかは
      この映画ではあえてだしてないようにも見えるけど
      ただただ、突き進むしかないあの動き、
      自分を攻撃するものに対しては全身で抵抗するあの美しい熱線。
      子どもや野生の動物のようにそこに悪意とか邪気は感じられなくて
      あぁ、でも滅びるしかないんだよなぁという
      哀しいものを感じた。
      すべてを焼き尽くした後で、自分を攻撃する人も何もない世界で
      ゴジラだけがただ立ちつくし、朽ちていく
      まるで星新一のSFみたいな世界を想像した。

      | 立石 義江 | 観る日々 | 17:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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