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    「寝盗られ宗介」
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      9月18日 ぽんプラザホール 監督:若松孝二

      つかさんの脚本の中でも一番好きな本かもしれない。
      正確に言うとこの小説版が大好きで何度も読んだ。
      まぁ、でもこの日はどちらかというと
      つか作品が観たい、というより、原田芳雄さんをスクリーンで観たい
      という思いで足を運んだかな。
      旅周りの大衆劇団の座長役。
      バタくさい顔した美男子なのに
      女に振り回されたり、ちょっとダメンズだったりするのが似合う人。
      この映画でも、派手なスーツの上にドテラ羽織ったり
      女物の派手な着物を羽織って煙草を吸う姿とかたまんない。
      ちょっと前に「後妻業の女」で豊悦を見たばかり、というのもあって
      「男の色気ってなんだろう」なんて考えちゃったわ。
      まずは艶のある声。
      顔立ちはいいにこしたことはないけど、
      キメ顔は、時おり「あら?いい男」なんてドキリとするくらいでいい。
      何より、ちょっとダメンズだったワルだったりしても
      下品にはならないってこと。
      どこをきっかけにエレガントなダメンズになるか下品なワルになるのかの
      境目は難しいけど。
      これってヤクザ映画やヤンキー映画にも通じるかな。

      映画自体は昭和の香りのするベタな展開。
      てか、つかさんの屈折した愛情表現を映画にするのは難しいのかな。
      映画として成功してるのは「蒲田行進曲」くらいかしら。
      「普通ではないねじ曲がりっぷり」を見せる仕掛けとして
      「映画の世界を映画にする」ことがうまくはまってる。
      この映画の場合は「大衆演劇」なわけだけど
      あの屈折した座長に感情移入するのはけっこう難しいかも。
      あ、でも越路吹雪メイクの原田さんの「愛の賛歌」は絶品。
      92年の公開当時も見ているはずだけど、
      劇場でのハッピーエンドしか覚えてなかった。
      なにしろ舞台版はあそこで終わってるから。
      あの富士山に向かって座組みが消えていくラストはよかったなぁ。
      そして祭りは続く・・・みたいなね。

      | 立石 義江 | 観る日々 | 23:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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