みっちり壱岐の一日
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    初めて行く場所での落語会はやはりちょっと緊張する。
    会場の広さや高座の大きさ、どんなお客様がどのくらいいらっしゃるのか。
    蓋をあけてみないとわからないことがたくさん。
    ましてや、今回お声をかけてもらったのは壱岐。
    担当の方ともメール・電話でしかやりとりできないし
    会場の下見もできないし
    もちろん、いらっしゃるお客様は月光亭のこと知らない人ばかり・・・

    いや、蓋は怖れずにあけてみるもんだ。
    完全アウェイとは思えない
    あったかい手づくり感あふれる落語会。
    頷きながら聞いてるおばさま、
    二人目配せしながら前のめりで聴く小学生、
    なんて幸せで楽しい空間なんだろう。
    落語会の日はいつも同じようなこと書いてる気がするけど、
    ほんとに落語でよかった。月光亭でよかった。
    お客さんのふところにどんと飛び込んでいける安心感。
    こっちへおいでよ、と伸ばした手に応えてくれる手がある幸福感。

    私たちを壱岐へ繋いでくれた方々がいて
    福岡から壱岐に注文してくれた月光亭のオリジナルクッキー、
    大分からもてなしとけよ、と応援してくれたおかげの豪華ランチ。
    福岡から追っかけてくれたお客さんもいて。
    ご縁、繋がり、どんな言葉を使ってもありきたりだけど、でもこんなに嬉しいことはない。
    あっという間に「初めて来た土地」って感じがなくなって
    知ってる人たちが住んでる愛おしい街になっていく。



    この日のハイライトはこれかな。
    文化ホールでやってた別イベントの野外ステージに飛び入り!であがらせてもらっての4人落語。
    その場で交渉して5分後には舞台にあがってるこのゲリラ感、スピード感、最高に愉快だった。

    落語会終わってからは、船までの時間に駆け足で壱岐の名所にも連れていってもらった。
    というか、おねだりしちゃった。
    壱岐に「月読神社」という月にちなんだ神社があると聞いて
    「月光亭落語会」としてはどうしても行きたいのです・・・・って。
    快く応えてくれて商工会長さん、ありがとう。
    月読神社は、日本の神道のはじまりとも言われる由緒正しい神社だけあって
    小さいながらも、階段を登るごとに
    スンと冷たく心地よい空気に包まれるパワースポット。
    お月様のような銀の鈴をみんなでおそろいで買って、おみくじをひいて。
    まだ少し時間あるからと猿岩までまわってもらって
    もう落語をしに来たのか遊びに来たのか・・・

    でかける度にまた行きたい街が増えていく。
    落語を始めた時、その身軽さに憧れた。
    着物ひとつ抱えてどこへでも行ける、そんな理想にひとつ近づけた一日。

    | 立石 義江 | 役者の日々 | 14:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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