劇団HallBrothers「中央区今泉」
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    11月11日   なみきスクエア

    ホールブラザーズ「中央区今泉」。
    東区千早だけど今泉っぽい。
    若者の悩みも中堅の踏ん張りも中年のふっきれ感も、それぞれに今泉っぽい。
    都会で生きる人々の群像劇。
    自分探しをするよな若者の悩みが浅いなとか
    恋愛と言いつつここまでしか踏み込まないんだとか
    思う部分もあったけどそれもまた若さゆえ、という感じもするし。
    逆に中年チームについ思い入れをしてしまうのは
    私の年齢ゆえか、ベテラン役者の安定感ゆえか。
    都会でツッパリながら生きていくことを潔く諦める雑貨屋オーナー。
    田舎をでて図太く都会で生きていこうとマルチに手を出した女。
    移り変わる街と人をしっくり見守る隠れ家バーの女バーテンダー。
    自分の不器用さを棚にあげ、若者の恋愛や就職を応援する中年アルバイター。
    彼らもみな器用にきれいに生きてるタイプではないけれど
    やはり年を重ねただけの、あと一歩の踏込や踏ん張りがきいてる感じがね、
    同じ中年としてはここちよい。

    そしてよく建てたね、3階建セット。
    街の景色を凝縮したようなその景色。
    大きなセットを生かした同時進行的なセリフ運びは
    この劇団のお得意だけど
    群像劇でどの話が主軸ってのがない分だけ少し散漫な印象もあった。

    HallBrothersさんの芝居を観ると「ていねいな仕事をしているな」と思う。
    今回、急きょの代役とか劇団さんとしてはいろいろ大変だっただろうに
    その「ていねい」な印象がかわらない。
    「劇団」として、同じ空気とか色合いとかを共有してきてるんだろうなと
    ちょっとうらやましく思った。


    | 立石 義江 | 観る日々 | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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