「OCEANS8」
0
    2018年9月7日 ユナイテッドシネマキャナルシティ13 監督:ゲイリー・ロス

    映画の楽しみ、ここにあり。
    華やかで芸達者な女優陣。
    きらびやかな衣装や宝石。
    痛快なストーリーとトリック。
    ハリウッドらしさを満喫できて、華やか度が高い分だけ
    前作の「11」や「12」よりもポイント高いかも。
    前作はおうちで観ちゃったってのもあるけどね。
    やっぱりこういう華のある作品はスクリーンで観るのがいい。

    この8人の顔ぶれの豪華さよ。
    しかもルーツや得意分野のバラエティがアメリカっぽいよね。
    「美」と「技」の幅が広い。
    個人的にはケイト・ブランシェットのクール・ビューティーぶりと
    アン・ハサウェイのしたたかな女っぷりに拍手。
    頭がいいとか悪いとかを超えた、
    勘のよさとか流れを呼ぶ力とか。

    | 立石 義江 | 映画観る日々 | 10:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    「DAIKU GASSHOW」
    0
      2018年9月16日 サイエンスホール

      なにげにサイエンスホールって初めて。
      というか、あの九大跡地の新しい建物に足を踏み入れるのが初めて。
      東京の郊外私鉄駅にでもありそうな
      ちょっときらきらめの商業施設&新しいホールやプラネタリウム。
      なんとなく敷居が高くて来たことなかった。
      ぼちぼちお芝居でも使われ始めたサイエンスホールには
      興味があったのでちょうどいい機会。

      安定した役者さんたちの演技に安心して泣き笑い。
      なかなかに贅沢なキャストだなぁ。
      豪華、とか言うんじゃなくて、ツボを心得た使い方。
      バンさんの華やかさ、陽子さんのキリリとした和服姿、長島さんの飄々とした味、
      福澤さんのいい人感、山口さんの頼りなさ、ささもっちゃんの飛び道具っぷり。(もちろん全部ほめてるよ)
      あぁ、この人をこう使いたかったのね、というはまり方が気持ちいい。
      何より主役を演じたSO君。
      この役者さんありきで「インターセクシャル」のお話にしたのかしら。
      ちょっと遊機械の高泉さんを思い出したわ。
      ランドセルからってのぼる君やってた頃の。
      男とか女とか大人とか子供とか全部あいまいになる感じ。
      噂通りセットもすごい。
      これも豪華と言うより演出のアイデアとスタッフ(役者?)さんの技量がぴたっと来た感じ。
      確かに福岡演劇史上に残るセットかも。

      ただねぇ、
      正直長い。盛り込みすぎ。説明しすぎ。
      LGBT的な恋愛模様も、
      インターセクシャルの慎之介君を家族が大切に守ってきた話も
      二重三重に語らなくても十分伝わる。
      いやまぁ、これも最終的には好みの問題かもしれんけど。
      姉が弟を守ってきた話にたっぷり泣き、
      父と母が悩みながら育ててきた話にまたどっぷりと泣きたい人もいるかもだけど。
      でもやっぱり大工の棟梁の下りは野暮だなぁ。
      告白からのごめんなさい。
      ってねるとんかよ!!って喩えが古くてすみません。
      とにかく全部言葉にしなくても、全部たっぷりやらなくても
      いいじゃない、という場面がいくつかあったような。
      舞台セットのすごさに目を引かれてたけど、
      照明や音響のイン・アウトの具合とか、何でここで役者さんにあかりあたってないんだろ
      とか、ちょっと気になる部分もあった。
      ホールの時間の制限とかいろいろ難しい部分もあったんだろうと推測。
      観客としては見やすいいいホールだったので
      今後また演劇で使う人が増えていって
      使い勝手もよくなっていくといいなぁ。


      | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 12:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      「うろきんさ」
      0
        2018年9月15日 三宜楼

        「三宜楼」。
        門司港にはかつての港の栄華の象徴のような料亭があるというのは話に聴いていた。
        今は市民運動で建物を維持しながら、下関の料亭が営業しているらしいけど、
        そんなとこ自分でお金をだしていけるところではないし。
        というわけで、この三宜楼の百畳間を使ったイベントがあるというのに飛びついた。
        コンテンポラリーダンスの人と音楽と芝居のみつどもえ?
        チラシのデザインもアバンギャルド?
        ちょっと??とは思いつつも、この由緒ある場所、なんかアカデミックな感じにいくのかなと思っていた。ところがどっこい、蓋をあけたら、バッキンバッキンにとんがって、シュールな展開。
        いやぁ、この場所でこの作品をつくった方々はもちろん素敵だけど、北九州芸術劇場さん、やるなぁ。最高ですよ。

        門司港が華やかなりし頃、パナマから降り立った男と孤独な門司港の芸者が恋に落ちる。
        きっと迎えに来るという男の言葉を信じて待つ女。流れる月日。
        優美な百畳大広間で繰り広げられるパフォーマンスは美しくも激しく、何よりもシュール。
        待ち続ける女の夢か幻か。
        いつの時代もどこの街でも幾百幾千と繰り返される男と女の景色なのか。
        二人で歌う「記憶の愛おしさ」。
        ちょうどこの日は昼は下関での非売れさん観劇からのハシゴ。
        下関も門司港も、かつての歴史や映画の記憶を抱えた街。
        その記憶がその街が愛おしくてしょうがない。
        もちろん私に流れる北九州のDNAがその愛しさをいや増す。
        まるであの曲にたどり着くための一日だったな

        康本さんの小柄な身体から発せられるエネルギーの大きさよ。
        戌井さんは、最初絶対料亭の番頭さんというか、三宜楼の関係者かと思わせといての
        変貌ぶり、こう来たかぁと思ったよね。
        オオルタイチさんの言葉にならぬ唄の妖しさ、てか、あの妖しいルックス自体にやられる。
        あの手の爬虫類顔に弱いんだ、私。


        | 立石 義江 | 芝居観る日々 | 10:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |